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「関わりたくない」車内で横たわる人を見て目をそらす私。床には見覚えのあるカバン。顔を確認すると

パートナーに対するささいな違和感にモヤモヤしたり、修復不可能な許せない気持ちになったりなど、大好きな相手への愛が冷めていく瞬間にまつわるエピソードをまとめました。中には、ハラスメントという深刻な問題に直面した人も。なぜ彼女たちの心は離れてしまったのか。夫や彼氏に対して疑問を抱いたり、「もう限界」と感じた3人の女性たちのリアルなエピソードを紹介します。

 

電車で出会った夫の意外な姿

見覚えのあるカバン

 

いつも通り、夫婦ともに仕事へ。あの日は金曜日だったこともあり、夫は大学時代の友人と飲みに行くと言っていました。私は仕事柄、帰りが遅くなりがちで、その日も22時過ぎの電車に乗りました。車内には飲み会帰りのサラリーマンがちらほら。私も「お疲れさま」と心の中で思い、座席に腰掛けて発車を待っていました。

 

ふと視線を向けると、電車の席に寝転がっている人が目に入りました。正直、あまり気持ちのいい光景ではなく、なるべく関わらないようにしようと思いながら目をそらしました。ところが、床に見覚えのあるカバンが落ちていることに気付きました。

 

「まさか」と思ってよく見ると、それはなんと夫でした。その瞬間、驚きとともに、どこか冷めた気持ちになったのを覚えています。

 

もともと私はお酒が飲めないので、飲み会の楽しさは正直わかりません。でも、電車の中で周囲の人に見られるほど酔ってしまうのは、やっぱり自分をコントロールするのが難しいのかなと感じました。

 

◇◇◇◇◇

こうした体験を通して、お酒に飲まれてしまう人を一方的に否定するのは違うのかもしれないとも思いました。誰だって時には羽目を外したくなることもあるし、疲れやストレスがたまっているのかもしれません。私自身、夫のそんな姿に驚きつつも、翌朝には笑い話にできるくらいの余裕を持てるようになりたいと感じました。

 

著者:山田彩香/20代女性・会社員

 

好きだから一緒にいたけれど…

ソファで寝落ちする夫

 

当時付き合っていた彼は貯金もなく、外でのデートは難しいため、私の家で過ごすのが常でした。好きだから一緒にいましたが、清潔感や暮らしの習慣のズレに次第に参っていきました。

 

使った物は元の場所に戻す、片づける、入浴後は流してから出る――私にとっては当たり前のことを、相手の機嫌を損ねないように気を付けながら伝えてきたつもりです。それでも溝は埋まりませんでした。

 

我慢の限界に達した日のことです。彼はお風呂にも入らずベッドに横になり、買ってきたカップラーメンを食べ、空になったペットボトルをその場に置いたまま眠ってしまいました。どうしても許せない気持ちが込み上げましたが、その場で注意するのももう面倒で、結局私が片づけてしまいました。

 

翌日、そのことを指摘すると彼は「お前がやるから俺がやれないんだろ。何にもできない扱いすんな。じゃあやんなよ、俺はできるんだよ」と声を荒らげました。「言われる前にやってくれない? できるならどうしてやらないの?」と尋ねると、彼は黙り込みました。

 

あまりにも話がかみ合わず、心の中で「何様?」という思いが芽生え、私の気持ちは徐々に離れていきました。

 

後日、私は「貸した物が戻らなかったり、過度な連絡に悩まされるような事態になりかねない」と不安を覚え、距離を取る覚悟がいっそう固まりました。

 

◇◇◇◇◇

この経験を通して、交際前や交際中に覚えた小さな違和感を見逃さず、これからはきちんと相手を見極めていこうと心に刻みました。

 

著者:桜木唯/20代女性・パート

 

 

手作りハンバーグに物申す彼

夫婦関係悪化のイメージ

 

その日、彼は仕事で遅くなる予定で、私は帰りを待ちながら手作りのハンバーグを用意しました。

 

彼が帰宅し、一緒に食事をしていると、私が「おいしいね」と言ったのに対し、彼は「これ、ちょっと味が薄くない? ソースかな? そんな問題じゃない気もする……」と不満を口にしました。

 

せっかくの食事が台なしになりそうで返事は控えましたが、胸の中にモヤモヤが残りました。

 

見た目の印象とは違う一面を見た瞬間でした。その後も半年ほど交際は続けましたが、彼の言動がハラスメントではないかと感じることが増え、最終的に別れを選びました。

 

◇◇◇◇◇

今思えば、あのころの私は自分に自信がなく、相手の言動に「おかしいな」と思っても、声に出して伝える勇気がありませんでした。違和感を抱えながらも「私が我慢すればいい」と思い込み、その場しのぎでやり過ごしていたのです。けれど今振り返ると、それは自己肯定感の低さゆえに、自分の気持ちや境界線を守れなかった結果だったのだと痛感しています。

 

著者:清水美月/30代女性・会社員

イラスト:きょこ

 

まとめ

「好きだから」という気持ちだけで、すべてを飲み込む必要はありません。今回のエピソードのように、日々の小さな違和感は、自分を大切にするための心のサインであることも。良好な関係には、お互いの自律と尊重が欠かせません。もし対話を重ねても心がすり減るばかりなら、「離れること」を選択肢に入れるのは、自分自身の未来を守るための前向きな一歩になるはずです。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※一部、AI生成画像を使用しています

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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