まさかの方法でジューシー!

TBS『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』で、料理愛好家・平野レミさんが紹介した「ジューシーヘルシー美味しー嬉しー唐揚げ」。
映画『90メートル』で、病気の母を看病する息子役を演じた山時聡真さんに向けて、菅野美穂さんが平野レミさんと一緒に作った一品です。
唐揚げといえば、下味をつけるために漬け込む時間が必要なイメージがありますが、こちらはなんと漬け込み不要。
レミさんならではの、美味しくなる工夫がぎゅっと詰まっていて、あっという間に作れるのも魅力です。
平野レミさん「ジューシーヘルシー美味しー嬉しー唐揚げ」のレシピ

材料(2~3人分)
- 鶏むね肉…300g
- 片栗粉…大さじ4
- 揚げ油…適量
【A】
- 牛乳…大さじ3
- 塩…小さじ1/2
- しょうゆ…小さじ1
- おろしニンニク…小さじ1
- コショウ…少々
作り方①鶏むね肉の下ごしらえをする

まず鶏むね肉をひと口大に切りましょう。
作り方②鶏むね肉を菜箸でぶっ刺す

超ジューシーに仕上げるコツは2つ。その1つ目が「下味をしっかり染み込ませるテクニック」です(もう1つは、このあと紹介)。
「これでね、ぶっ刺すの」とレミさんが取り出したのは、なんと菜箸。しかも“刺す”ではなく“ぶっ刺す”というパワーワード……!
一般的にはフォークや爪楊枝で穴を開けることが多いですが、レミさん流はひと味違います。
菜箸で大胆に穴を開けることで、そこから下味が入り込み、ジューシーに仕上がるのだとか。
本当にこれでいいのかと少し戸惑いつつやってみると、これが意外とぶすぶす刺さってクセになる感覚です。手元には気をつけながら、思い切っていきましょう!
作り方③鶏むね肉に塩と牛乳を染み込ませる

やわらかく仕上げるポイント2つ目。レミさんから「何を染み込ませるでしょうか?」と突然のクイズが出題されます。
菅野さんは「酒と砂糖」と予想しますが、正解はまさかの「塩と牛乳」!
高タンパクな鶏むね肉は、加熱するとかたくなりがちですが、塩と牛乳で揉み込むことでタンパク質が分解されやわらかく仕上がるのだそう。
冷蔵庫にある身近な食材で、こんな変化が起きるとはちょっと意外ですよね。

鶏むね肉と【A】をボウルに入れます。ここでレミさん流のひと工夫。ビニール袋を手袋代わりに手にはめて、そのまま90秒ほどしっかり揉み込みましょう。
しかもこの袋はそのまま再利用。次の工程でも使えるので、洗い物が減るのもうれしいところです。
作り方④鶏むね肉に片栗粉をまぶして揉み込む

先ほど使ったビニール袋に鶏むね肉を入れ、片栗粉を加えて、全体になじむまで揉み込みます。ボウルはあとで再び使うので、まだ洗わずに取っておきましょう。
作り方⑤鶏むね肉を揚げる

鍋に揚げ油を入れ、温めます。
③で使っていたボウルに鶏むね肉を戻し、そのまま一気に油の中へ入れましょう。
レミさんは揚げざるを鍋に入れて使っていましたが、なければそのままでもOKです。
塊のまま入れようとするレミさんに、さすがに間違いだと思って、ブラックマヨネーズ・小杉竜一さんが思わずストップ。ですが、なんとこれでOKとのこと。
※一気に油に入れる際は、油はねに十分ご注意ください。やけどを防ぐため、なるべく低い位置からそっと入れるのがおすすめです。

油の中に入れたあと、くっついているお肉を菜箸でほぐしていきます。
この大胆さに、菅野さんも「揚げ物のハードルが下がった。これでいいんだ」と驚いている様子でした。

こんがり色づいたら取り出して、油を切れば完成です。
【実食】鶏むね肉とは思えないほど肉汁があふれ出す!

試食した小杉さんの「肉汁がブワ〜ッと出てくる」というひと言に納得。かじった瞬間、しっとりやわらかい口当たりでびっくり。
たった90秒の揉み込みで、ここまで変わるんだと感動します。

あっさりとした味わいながら、ニンニクの風味がガツンと効いていて、気づけば箸が止まりません。軽やかに食べられて、ついもう1個……と次々に手が伸びてしまいます。
子どもたちも「うまーい!!」と勢いよくパクパク食べて、あっという間に完食しました。

シンプルな味付けなので、アレンジしやすいのもいいところ。レミさんは、この唐揚げの付け合わせに「タルタルソース風らっきょマヨ」や「タイ風タレ」なども用意していました。
どちらも気になる組み合わせなので、次はそちらにも挑戦してみようと思います。
常識破りな時短唐揚げ

塩や牛乳など、家にいつもある調味料でさっと揉み込むだけと手軽なので、これはリピート確定。鶏むね肉の唐揚げが好きな人は、ぜひ試してみてくださいね。