その後、無事に出産を終えたペキ子さん。隣で出産中の人の痛みに耐える声を聞き、「努力しなかったから苦しんでいる」「自分は事前に練習していたから痛みを感じなかった」と話します。
さらに、捨てたはずの育児本の内容を覚えていて、出産時に実践していたことがわかり、優一さんは戸惑うのでした。
頭によぎる過去の記憶…










しつこく隣の人と自分を比べるペキ子さんを、優一さんはたしなめます。
しかし、ペキ子さんはまたしても過去に母親から言われた言葉が頭をよぎりました。
「だめって言われたやり方で、いいお産ができた」
「もう優一の言うことは信用できない」
と優一さんに背を向けるペキ子さん。
「痛い」「もうやめる」と泣き叫ぶ隣の人を「母親失格」と話すのでした。
どうやらペキ子さんは、過去に母親から自分の考えを否定されたことが、ずっと心に引っかかっていたようですね。
否定された経験が心に残っていると、自分の正しさを証明したくなることもあるのかもしれません。
けれど、出産の痛みや感じ方には個人差があり、呼吸法や事前の準備をしていても、痛いものは痛いもの。痛みを感じたからといって、努力が足りないわけでも、母親として不十分なわけでもありません。
どんなお産も、母子ともに無事を願いながら臨む命がけの時間です。その経験を、他人が軽く否定したり比べたりすることはできないはず。
自分を肯定したい気持ちは自然なものですが、誰かを否定することで自分を保つのではなく、それぞれの違いやつらさを認め合える視点を持ちたいですね。
ツムママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ツムママ
