彼が笑顔で差し出してきたポテサラに「まさかの事実」

体験者:Bさん(28歳)
一人暮らしの彼の家で夕飯を食べ終えたあと。「あ、そうだ!母ちゃんがくれたポテサラ、食べる?」と、冷蔵庫から保存容器を出してくれました。
お母さんの手作り感あふれる優しい味に、一口食べて「おいしいね!」と箸を進めていたのですが……。
彼が笑顔で「よかった〜。それ、1週間くらい前にもらったやつなんだけど、やっと今日で完食できそうだわ!」と言った瞬間、頭が真っ白に。
「えっ、1週間前……!?」と驚く私をよそに、彼は「ずっと冷蔵庫に入れてたし、変なニオイもしないから大丈夫だって!」と、まったく気にする様子がありません。
たしかに見た目は普通ですが、マヨネーズや生野菜が入っているポテトサラダを1週間も放置して食べるなんて、怖すぎます……。
もし食中毒にでもなったらと思うと、一気に血の気が引いてしまいました。
ポテトサラダの寿命って、実際どのくらいなのでしょうか?見た目やニオイに変化がなければ、1週間経っても食べられるもの?
実際のところ、どうなのでしょうか?
結論:ポテトサラダの寿命は「冷蔵庫で2〜3日」!
1週間経ったポテトサラダを食べるのは、実はとっても危険。
そこで、管理栄養士でライターの安達春香さんに、ポテトサラダの正しい保存期間と、食中毒を防ぐためのポイントについて伺いました。
冷蔵庫で何日くらい持つの?

一度にまとめて作ればあとが楽だし!と大量に作りたくなりますよね。ですが、ポテトサラダの寿命は「冷蔵庫で2〜3日」と意外と短いんです。
ポテトサラダはじゃがいもや野菜、ハム、マヨネーズなど、食中毒菌の好物のオンパレード。
日が経つと見た目やニオイに変化がなくても、目に見えない菌が増殖しているかもしれません。
せっかく手間暇かけて作ったポテトサラダでお腹を壊さないよう、2〜3日で食べ切れる分ずつ作りましょう。
「ちょっと置いといて」が命取り!?放置厳禁の理由
出来上がったポテトサラダを、そのまま調理台やテーブルに置きっぱなしにしていませんか?
「メインのおかずを仕上げる間、ちょっとそこに置いておこう」「とりあえずじゃがいもだけ潰したから、味付けは後で手が空いたときに……」と放置するのはNG。
実はこれ、食中毒のリスクを高めてしまうんです。
栄養たっぷりのポテトサラダは、食中毒菌にとって最高のごちそう。しかも菌は30〜40℃の「生ぬるい温度帯」が大好きなので、常温で置いていると大繁殖してしまいます。
そのため、完成したらすぐに冷蔵庫に入れるのが正解です!
正しい冷まし方はこれ!
加熱後のじゃがいもは熱いうちに潰して、塩こしょうやお酢などの下味をつけましょう。
その後、ボウルの底に広げて表面積を大きくし、風通しの良い場所で冷ましましょう。なかなか冷めないときは、ボウルの下に保冷剤を置くとすぐに温度が下がりますよ。
粗熱が取れたらマヨネーズや具材を和え、食べるまで時間があく場合はすぐ冷蔵庫に入れてくださいね。
ポテトサラダの衛生管理には気をつけよう
ポテトサラダは大人から子供まで大人気のメニューですが、実は傷みやすい具材が詰まったデリケートなおかずです。見た目やニオイに変化がなくても、時間が経ったものは無理に食べず、早めに食べきる習慣をつけましょう。
Bさんによると、今回は幸い体調を崩すことはなかったようですが、「食べたけど何ともなかった」は、たまたま運が良かっただけかもしれません。
正しい保存方法と冷まし方を守って、安全に美味しく食卓に取り入れたいですね。
※一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は、編集部メンバーや知人が体験した実話です。編集部がヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。