朝の違和感から始まった不安
通勤中、電車でつり革につかまるたびに左腕に「ピリッ」と痛みが走りました。朝起きたときのしびれとは違い、はっきりとした痛みを感じるたびに、不安が大きくなっていきました。
周囲からも「腕、大丈夫?」と声をかけられ、自分でも「もしかして何かおかしいのかもしれない」と焦りを覚え始めました。
会社帰りに受診して告げられたこと
不安が拭えず、その日の会社帰りに病院を受診しました。血液検査などを受けたところ、医師から「血糖値に異常があり、糖尿病の可能性があります」と告げられました。
思わず耳を疑いました。普段から甘いものを特別多く食べているわけではなく、スナック菓子やジュースも控えめで、むしろ野菜を意識して食べていたからです。自分では健康に気をつかっているつもりだっただけに、大きな驚きがありました。
正式な診断を受けた後の気持ち
その後の追加検査で、正式に糖尿病と診断されました。意外すぎて、すぐには受け止めきれず、「なぜ自分が」という思いが頭の中を巡りました。
医師からは生活習慣の見直しと薬の服用について説明を受け、食生活や運動についても改善の方向性を示されました。帰宅後、ふと冷蔵庫の野菜室を見つめながら、「こんなに気をつかっていたつもりだったのに」と複雑な気持ちになったことを覚えています。
まとめ
この出来事を通して、自分では健康に気をつかっているつもりでも、体の中の変化には気付きにくいことがあるのだと実感しました。あのとき左腕の違和感を軽く受け流さず受診したことが、自分の体と向き合うきっかけになったと感じています。
医師による解説:腕のしびれと糖尿病の関係について
しびれやピリッとした痛みについて
腕や手のしびれ、ピリッとした痛みは、寝ている間の姿勢による一時的な神経圧迫でも起こることがあります。一方で、症状が続く場合や繰り返し起こる場合には、首の神経の圧迫、末梢神経の障害、血流障害などが関係していることもあります。
糖尿病では、高血糖の状態が続くことで末梢神経に障害が起こり、しびれや痛みとして現れることがあります。典型的には左右の足先から始まることが多く、手や腕だけに症状が出る場合は、ほかの原因も含めて慎重な確認が必要です。
糖尿病は自覚しにくいことも
糖尿病は「甘いものをたくさん食べている人だけがなる病気」というイメージを持たれがちですが、実際にはそれだけで決まるものではありません。食事内容に気を配っていても、体質や運動量、加齢、ストレスなどさまざまな要因が関係することがあります。
初期には自覚症状が乏しい場合もあり、検査で偶然見つかることもあります。しびれや違和感をきっかけに血液検査を受け、糖尿病が判明する場合もありますが、その症状自体の原因は糖尿病以外にもさまざまです。
受診が必要な場合
しびれが続く、痛みが強くなる、手足の感覚が鈍いと感じる場合は、受診を検討してください。特に、片側の腕や顔のしびれ・脱力、ろれつの回りにくさなどが急に出た場合は、脳卒中など緊急性の高い病気もあるため、速やかな対応が必要です。
特に手足のしびれや感覚異常がある場合は、血液検査を含めた確認が重要です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
著者:結城 光/40代女性・パート
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
関連記事:「脳の病気の可能性があります」目のかすみで眼科を受診すると、命に関わる病気が判明!【体験談】
関連記事:脳梗塞になるまで放置していた高血圧。心の声を反映するかのような血圧変動の怖さに衝撃
ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!