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「どんどん肌が荒れていく」スキンケアを増やした私。なのに悪化が止まらなかった理由【医師解説あり】

スキンケアは、手をかけた分だけ肌が応えてくれるものだと信じていました。その考えから、気になるアイテムを少しずつ取り入れていましたが……。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師久野 賀子先生
PRIDE CLINIC 医師

PRIDE CLINIC 院長。長年にわたり大手美容クリニックで通常の美容皮膚科診療だけでなく、新入職医師の指導や、VIP対応などをおこなっている。それらの経験を通じ、気軽に先進的な治療を受けていただける、自由で明るいクリニックを目指している。
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情報に影響された選択

近年、テレビやネットなどさまざまな形で美容情報を目にするようになり、私自身も情報収集にどっぷりはまっていた時期がありました。インフルエンサーたちが肌状態や季節に合わせてスキンケアを使い分けているのを見て、同じように実践してみることにしました。

 

肌の違和感と迷走

しかし、使い分けを続けるうちに肌に違和感が出始めました。最初は小さな変化でしたが、次第に赤みやざらつきが気になるようになり、はっきりと肌荒れを感じる状態に。

 

それでも原因がわからず、「保湿が足りないのかもしれない」「鎮静ケアを増やしたほうがいいかもしれない」と考え、さらにアイテムを増やしてしまいました。何が合っているのかもわからなくなり、不安ばかりが残っていきました。

 

 

皮膚科で知った現実

改善しない状態に焦りを感じ、最終的に皮膚科を受診しました。そこで処方されたのは、たった一本の保湿剤のみ。それまで時間もお金もかけてきたことを思い返すと、驚きと同時に少しむなしい気持ちにもなりました。

 

まとめ

今回の経験を通して、どんなに魅力的な情報でもそのまま取り入れるのではなく、自分に合うかどうかを見極めることの大切さを実感しました。また、自己判断だけで続けるのではなく、必要に応じて病院で自分の肌に合ったケアを知ることも大切だと感じました。遠回りに思えた経験も、自分と向き合うきっかけになりました。

 

医師による解説:良かれと思った「足し算」が肌の負担に

美容情報が溢れる現代、多くのアイテムを併用する方は少なくありません。しかし、過剰なケアが刺激となり、かえってバリアー機能を壊して肌荒れを招くケースも多いのです。

 

たくさんの成分を重ねる「接触皮膚炎」のリスク

複数の化粧品を併用すると、含まれる防腐剤や界面活性剤、香料などが重なり、肌への刺激が蓄積されます。特に肌が敏感な時期は、良かれと思って塗った成分が「接触皮膚炎(かぶれ)」を引き起こし、赤みやざらつきを悪化させることがあります。

 

肌荒れ時の「引き算」が回復への一番の近道

肌が過敏な状態のときは、あれこれ塗るのをやめて、必要最低限のケアに絞ることが大切です。皮膚科で処方されるシンプルな薬や保湿剤は、外部刺激を最小限に抑えつつ、肌本来が持つ「自ら潤い、再生する力」をサポートする役割を果たします。

 

自己判断の「鎮静ケア」が逆効果になることも

「荒れたから鎮静アイテムを増やす」という自己判断は、弱った肌にさらなる刺激を与えるリスクがあります。肌荒れの原因がアレルギーや成分による炎症である場合、アイテムを増やすことは火に油を注ぐ行為になりかねません。違和感があれば、まずは引き算を心がけましょう。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:久野 賀子先生(PRIDE CLINIC 医師)

著者:小嶋すずこ/20代女性・会社員

イラスト:はせがわじゅん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

 

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