育児中はたくさんのことに追われ、クタクタな日々。すぐに寝てしまいたい……! しかし最後に重大なミッション「寝かしつけ」があります。1日の疲れや睡魔と戦いながらの寝かしつけですが、とてもラクな方法を考えました。私が実践している抱っこをしなくてもできる寝かしつけをご紹介します。
寝かしつけって楽勝!?
第1子の長男は、ひとりでも暗い部屋でゴロゴロしているとすぐに眠ってくれました。ベビーモニターで見守っていた私は、「こんなにすぐ眠るなんてありえない」とびっくり。バタバタ寝室に入っていっても起きないくらいの爆睡っぷりでした。
こんなに寝付きがよくて大丈夫? と少し心配になるほどにすぐ眠ってくれるので、とても助かっていました。
そんなに甘くはなかった
第2子の長女は授乳後に満腹になると眠ってくれましたが、長男のようにひとりで眠りにつくことはありませんでした。添い乳でもグズグズ泣きながら寝ることもあれば、なかなかじょうずに寝られなくて大泣きすることも。長男の寝かしつけでかなりラクをしていた私はそれに慣れてしまい、長女がスムーズに眠ってくれないことにイライラすることが多くなっていました。
すんなり寝てくれないだけでなく、ひとりで寝ている長男が起きてしまい一緒に泣かれることで余計にイライラ……。そして長女の断乳をしようと思っていたこともあり、寝かしつけ方法について考えなければ! と、私は真剣に取り組むことに決めたのです。
いかにラクにするか、勝負の寝かしつけ
歯並びへの影響が気になり、おしゃぶりには絶対に頼らずに寝かしつけをする! と決めていました。しかし、断乳と寝かしつけはそんなに甘くなかったのです。どうせ泣かせてしまうなら断乳も寝かしつけも一緒にやってしまおうと思いましたが、無謀な挑戦だったかも……と後悔しました。
添い乳もやめて寝かしつけをするのですが、最初はとにかく大泣きでした。しかし、抱っこをしてしまっては、その後も抱っこでしか寝なくなると思い、絶対に抱っこはせずに寝かしつけに挑戦しました。
私が見つけた寝かしつけ方法
私がおこなった寝かしつけは、抱っこはせずに胸のあたりをトントンする方法です。はじめは1時間ほど泣いてから寝ていたのですが、だんだんと泣く時間が短くなり、4日目には5分ほどグズグズしたあとに寝るようになりました。
泣かせてしまったときは申し訳なさでいっぱいでしたが、おかげで家事の時間や私の時間が取れるようになり生活もスムーズになったので、抱っこ以外の方法で寝かしつけができてよかったです。
はじめこそ、娘はなんでおっぱいがもらえないのか困惑した様子でした。でも、トントンでの寝かしつけをすることで添い乳のように変な体勢になったり、抱っこで腕が痛くなったりしないので、ラクになりました。
著者:三上美咲
3人の未就学児年子の母。営業職でほぼ不在の夫と5人暮らし。育児をはじめとするさまざまなジャンルについてライターとして活動中。育児については主に自身の体験談を元に執筆している。