「子どもは大丈夫か」ってどういう意味? 義父の余計な心配がつらい…

2019/12/19 06:30
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初産の嫁の体調や初孫の成長を、いろいろと気にかけて心配してくれる義父。しかし、その心配がときにはママの負担になることも……。義父の悪気ない発言に傷ついた体験談です。

祖父と赤ちゃん

 

義父はやさしい人で、私をよく気づかってくれます。長子を妊娠・出産した際は、義父にとっても初孫だったためか、いろいろな本を読んだりドキュメンタリー番組を観たりして得た知識をいろいろと教えてくれました。しかし、そのことで遠回しに傷つけられることもありました。

 

知っていることを延々と聞かされる

義父は博識で、普段から私の役に立ちそうだと思ったことを教えてくれます。妊娠中も、「妊娠中はこんな栄養素を積極的に摂るようにしたらいい」「胎教にはこの音楽がいいらしい」などなど、いろいろな情報を教えてくれました。

 

しかし、それらはすでに知っているものばかり。妊娠している本人が1番アンテナを張っているのは当たり前なのですが、義父はそうは思わず、私がすべて初耳だと思って話しているので、期待を裏切るわけにもいかず……。

 

「へ~!」「そうなんですか~!」「あっ、それは前に助産師さんから聞いたことがある気がします!」などなど、義父の顔を立てるように返事をするのが大変でした。

 

「帝王切開の子は~だから」と言われる

出産は帝王切開でした。出産する前は全然気になっていなかったようなことが、やはり自分で体験すると気になるようになりました。例えば、「帝王切開で生まれた子は、辛抱ができない子になる」とか「アトピーやアレルギーになりやすい」など、大抵は根拠のない話です。

 

生まれ方は関係ないと思いながらも気にしているところへ、義父から「帝王切開の子はアトピーになりやすいから食事に気を付けるように」だとか「たくさん母親の愛情を与えるように」だとか言われ、当時は深く傷つきました。


成長に関する心配

私には親戚に障がいをもっている人がいます。そのことは結婚する前に夫の家族に話してありましたし、結婚に反対されることはありませんでした。

 

しかし、子どもが1歳になったころ、「子どもは大丈夫か」との言葉が……。意味がわからずにきょとんとしていると、「成長に変わったところはないか」と聞き直されました。それでも私は意図が読み取れず「はあ、大丈夫です」とあいまいに答えましたが、後日夫にそのことを話すと「障がいのことを心配してるんだよ」とのこと。夫は「余計なことを気にしないでくれ」と答えたそうです。

 

私は義父に対して「ひどい」と感じる半面、「気にするのも仕方ないことか」とも思い、複雑な心境でした。

 

 

義父は時々私の心の弱いところを突いてくるので、傷つくことがあります。しかし義父にはまったく悪気がなく、むしろ好意からしてくれているということはわかっていますし、私が気にしすぎている面もあるな、と気づかされることもあります。助言をありがたく聞き入れて、素直な気持ちでいることの大切さを、義父のおかげで忘れないでいられます。

 


著者:武田沙季子

自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 


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