5分休みの攻防
非常勤講師として小学校に勤めています。授業と授業の間の休み時間は、短いときで5分しかありません。その間に急いでトイレへ行かなければ、次の授業に間に合わない状況です。
けれど、そんなときに限って児童が質問に来ます。「先生、さっきの問題なんですけど」そう声をかけられるたび、胸の奥がざわついていました。
しかし、真剣な表情で話しかけられると無下にはできません。対応しているうちにチャイムが鳴り、次にトイレへ行けるのは45分後ということもありました。
更年期で変わった生理
更年期に入ると、生理の量が急に増えました。これまでのようにコントロールできず、少しの時間でもトイレに行けないと不安になるように。たった5分の休み時間が、とても重要に感じられるようになったのです。
予想以上の出血に、毎回ひやひやしながら授業をしていました。
ショーツ型ナプキンという選択
授業の途中で教室を離れるのは、なかなか難しい状況でした。悩んだ末、最終的に生理のときはショーツ型ナプキンを活用して出勤するようになりました。まさか自分がこのタイプの製品を使うとは思ってもいませんでしたが、漏れの不安を解消し、安心して授業をするための切実な選択でした。
まとめ
更年期に伴う出血量の変化と向き合いながら教壇に立った日々は、不安の連続でした。しかし、ショーツ型ナプキンという心強い味方を得たことで、漏れの不安から解放され、目の前の児童たちに集中できるようになりました。体の変化をひとりで抱え込まず、今の自分に合った専用のケア用品を賢く選ぶことが、自分らしく働き続けるための第一歩だと実感しています。
医師による解説:更年期の過多月経、対策と受診の基準
更年期はホルモンバランスの変化により、月経周期や経血量が乱れやすい時期です。経血量が増えて生活に支障が出る場合は、「年齢のせい」と決めつけず、適切なケアと早めの受診を検討しましょう。
ショーツ型ナプキンなど生理用品をじょうずに活用
外出中や会議中など、すぐにトイレへ行きにくい場面では、ショーツ型ナプキンや夜用ナプキンなど吸収量の多い生理用品を併用すると安心です。ただし、こうした工夫はあくまで一時的な対策であり、経血量が多い状態そのものを放置してよいわけではありません。
大量出血の背景に病気が隠れていることも
「更年期だから経血量が変わるのは当たり前」と自己判断するのは禁物です。過多月経の背景には、子宮筋腫、子宮内膜ポリープ(多くは良性の病変)や子宮体がん(悪性の腫瘍)などの病気が隠れていることもあります。急に出血量が増えた、これまでと明らかに違う出血になった、月経以外の出血もあるといった場合は、婦人科での評価が必要です。
婦人科受診を検討したい具体的なサイン
1時間ごとにナプキンを替えるほど出血が多い、大きなレバー状の血塊が出る、あるいは動悸や息切れなどの貧血を思わせる症状がある、これらは受診を検討すべき目安です。原因に応じてホルモン治療や黄体ホルモン放出IUS(ミレーナなど)といった治療法が選択されることもあるため、我慢せず婦人科で相談してください。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:早川 潤先生(早川クリニック 院長)
著者:安西よしこ/50代女性・派遣社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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