あせもではないと思った決定的な出来事
私の場合、発疹の見た目や赤みが、子どもにできるあせもとよく似ていました。痛みもかゆみもなかったので、薬を塗ればそのうち治まると思い、深く考えずに過ごしていました。
しかし、発疹に初めて気付いてから5日後、お風呂に入る前に自分の体をふと見ると右の腹部だけではなく、背中にも発疹があることに気付きました。
そしてその日の夜、背中に突然痛みが走り、飛び起きました。蜂に刺されたような、チクッとした痛み。夜明けには痛みが我慢できずに眠れなくなり、気が付くと朝になっていました。
朝、体を確認すると、右の腹部と右の背中にそれぞれあった発疹がつながっていて、驚きました。右の腹部から背中のほうへ、天の川のようにつながった帯状の発疹になっていたのです。これはあせもではないと確信し、病院へ行くことを決意しました。
皮膚科を受診して帯状疱疹と判明
私の住んでいる地域は皮膚科が少ないので、2時間待ちは当たり前。その待っている間、痛みに耐え続けました。
何かが当たるだけで痛いので、長椅子に座るときも正面を向いて座ることができず、やや左を向いて肩から腰を背もたれに預けていました。混んでいるので椅子も満席。左側にいる方を見つめているような体勢はとても気まずくて、あの待ち時間は地獄でした。
やっと診察の時間となり診察室に入ると、医師は私の発疹を見て、「帯状疱疹(たいじょうほうしん:水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気)ですね」と診断しました。
「高齢者に多い病気だけれど、40代で発症する方もいます」と言われました。今後熱が出る可能性があるとのことで、抗ウイルス薬、鎮痛剤、塗り薬を処方されました。
帰宅後、処方された塗り薬を使い、鎮痛剤を服用しました。その日は痛みが少し落ち着き、強い痛みを感じることなく眠ることができました。
発熱で7日間寝込む夏
翌日、私の場合は患部の痛みよりも頭痛に苦しみました。朝は37度だった熱がみるみる上がり、夜には40度近くに。熱が上がったり下がったりする状態が7日間続きました。発疹は、日を追うごとに明らかに良くなっていったのですが、とにかく熱が下がらなくて大変でした。
夏休み中だったため、日中も子どもたちが家にいる中での発熱でした。汗をたくさんかいて熱が下がったタイミングで、食事の用意や家事をできるところまで済ませ、熱が上がってきたら寝るという生活でした。
そんな私を見て、子どもたちが自分たちでできると思ったことを手伝ってくれることもあり、それはとてもうれしかったです。
やっと熱が下がってきたときには、発疹の色も、濃い赤色から薄いピンク色へと変化していました。
まとめ
今回は、私があせもだと決めつけて病院へ行くのが遅れ、発疹に気付いてから症状が落ち着くまで約3週間かかりました。子どものあせもを毎年のように見てきたため、自分の症状についても「おそらくあせもだろう」と判断してしまったことが、受診の遅れにつながったのだと思います。
年齢を重ねると、これまでの経験に照らし合わせて症状を自己判断してしまいがちです。しかし、若いころとは体の変化も違うのだと実感し、今後は自分の体の異変を見逃さないようにしたいと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。
イラスト:エェコ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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