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ウソでしょ…怖すぎる! 抱っこひもからの落下事故で赤ちゃん死亡例も

抱っこひもは、お出かけや寝かしつけの際にはおなじみの育児グッズ。もはや体の一部のように使いこなしているママも多いのではないでしょうか? しかし抱っこひもの使用状況によっては、赤ちゃんが危険にさらされるケースがあるようなのです。その危険とは一体……?

抱っこひもと赤ちゃんのイメージ

 

抱っこひもは、ほとんどのママが愛用する育児グッズ。とても身近で便利なものですが、抱っこひも使用中に赤ちゃんが“転落”するという事故も報告されています。今回は実際の事故事例を参考に、その危険性と対策について紹介します。

 

赤ちゃんが抱っこひもから落ちやすい理由

抱っこひもから赤ちゃんが転落するという事故情報が、消費者庁に寄せられています。実際の事例を見てみましょう。


●母親が抱っこひもで抱っこしていた子どもを、おんぶに変えようとした際に、子どもが背中を下にした姿勢で約1m下に転落。床は畳であったが、急性硬膜下血種および頭蓋骨骨折により入院。


●父親が子どもを寝かしつけるため部屋を暗くした状態で、抱っこひもを使用。不意に抱っこひもが外れ転落。頭蓋骨骨折等で入院。

 

この2つの事故事例に共通するのは、どちらも頭部にケガを負っているということ。特に月齢の低い赤ちゃんは体の大きさに対して頭部が重いため、頭から転落するケースが多く、重症事故につながってしまう危険性があります。

 

親が転落の危険性を甘くみているケースも!

消費者庁が平成29年度に0歳児の子どもを持つ親を対象にアンケートをおこないました。


Q. 抱っこひも使用時に子どもが転落するかもしれないと気にしていた
A. 母親→52.9% 父親→31.7%

 

抱っこひもによる落下のリスクに対して父親の意識が低いことがわかります。母親に比べると抱っこひもを使用する機会が少ない家庭が多く、当然の結果と言えるのかもしれません。

 

しかし母親においても、半数近くの人が転落の危険性を感じることなく抱っこひもを使用しているというのは、問題視すべきではないでしょうか。万が一、落下の危険性を認識していない状況で転落事故が起きた場合、気が動転し正しい処置ができないというケースも考えられます。

 

赤ちゃんの落下事故を起こさないために

まずは慣れ親しんだ抱っこひもの使用でも、落下のリスクがあることを認識しておくことが大切です。


そして次に重要なのは、抱っこひもの取扱説明書に記載されている使用方法を守るということ。赤ちゃんの月齢に合った使い方ができているか、バックル(ベルトの留め具)類を正しく留めているか、ベルトの緩みがないかなど、今一度確認してみましょう。
 

さらに、もしものときの被害を最小限に抑えるため、抱っこひもでおんぶや抱っこをするとき、または降ろすときは、常に低い姿勢でおこなうのもポイントです。

 

 

赤ちゃんを、抱っこひもの落下事故から守れるのはあなただけ! どんなに時間に追われていても慌てずに、使用方法を守って使いましょう。ちょっとの手間を惜しまない安全な習慣こそが子どもの命を守ります。

 

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