記事サムネイル画像

「世界で一番大好きだよ」のひと言が兄弟間でトラブルに⇒心を傷つけることになり…声かけを変えた結果

現在6歳と3歳の男の子2人を育てています。長男が生まれてから、寝る前に必ず「世界で一番大好きだよ!」と言っていました。しかしその後、次男が生まれて言葉を理解するようになると「僕は一番じゃないの!?」とケンカするように……。別の言い方をするべきだったと後悔した私の体験談です。

2人目誕生で後悔!「一番大好き」はダメだったかも…

 

 

2人目誕生で後悔!「一番大好き」はダメだったかも…

 

「世界で一番大好き!」という声かけ

私は小さいころから両親に「好きだよ」、「大切だよ」と言ってもらったことが一度もありません。そのため、自分の子どもには毎日「大好きだよ!」と伝えようと決めていました。長男が生まれてさっそく、毎晩「世界で一番大好きだよ!」と伝えてから寝るのが日課に。

 

その後、長男が3歳のとき、次男が生まれました。赤ちゃん返りを心配した私は長男には今までどおり「一番大好き」と伝え、次男には「大好きだよ」とだけ伝えることに変更。しかし、この行動が後々後悔することに……。

 

 

ママが一番好きなのはどっちなの?

次男が2歳半のころ、言葉を理解するようになって長男とも口喧嘩するようになりました。ケンカのときに長男が「ママはぼくが一番好きなんだ! ○○は二番なんだ!」と言うようになったのです! 当然、次男は「僕は二番なの?」と私に聞くように……。

 

慌てて「2人とも同じくらい大好きだよ!」と言っても2人とも納得しません。長男は「本当は僕が一番なんだよね?」と聞いてくる始末。次男も「ぼくが、一番がいい!」と泣きながら訴えます。

 

どちらもママにとって一番!

今思えば、次男が生まれたときに、長男だけに「一番」を付けるのは控えるべきでした。私が、「2人目が生まれたときは1人目を優先させる」という言葉の意味をはき違え、行動ではなく安易に言葉を使って優先したのが原因です。結果、長男は「僕が一番というのは嘘だったの?」と言い、2人にかなしく、さびしい思いをさせてしまい猛省しました。

 

今も寝る前には2人に「大好きだよ」と伝えています。ただ、順位は言わず、聞かれたら「どちらもママにとっては一番かわいい子どもたちだよ」と言っています。

 

 

長男がちょうど順位や数字にこだわる年齢だったこともあり、「一番が2人いてもいいんだよ」ということを納得させるのに時間がかかり大変でした。まさか毎日「一番大好きだよ」と言っていた言葉が、兄弟喧嘩の種になるとは思いもよらず……。子どもの性格にもよりますが、子育ては本当に難しいなと感じた体験でもありました。

 

 

著者:竹内優実/30代女性・主婦。6歳と3歳の男児を育児中。時短と節約が大好きなアラフォー母。簿記2級・MOSマスター・初級シスアド取得。パソコンを活かした育児グッズの作成が得意。夫は激務のため、ほぼ一人育児中。

作画:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    ママトピの新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む