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元カノ「冴えない低学歴と別れて正解♡今彼はT大卒」同窓会で勝ち誇るも→同級生の発言で青ざめたワケ

私には、心から大切に思っている妻がいます。
妻とは職場で出会い、数年の交際を経て結婚しました。穏やかで思いやりのある妻と過ごす毎日は、私にとって何ものにも代えがたい幸せです。
私は現在、設計関係の仕事に就いています。決して派手な暮らしではありませんが、自分の仕事に誇りを持ち、充実した日々を送っていました。
そんなある日、高校時代の同窓会が開かれることになりました。
懐かしい友人たちに会えることを楽しみにする一方で、私はある人物のことを思い出していました。
高校時代に付き合っていた、元カノです。

「私を振ったこと、後悔させてやるから!」

元カノは昔から、見栄っ張りなところのある人でした。
成績のいい生徒や、部活動で活躍している生徒のことを「あの人は将来有望」と褒める一方、当時これといった取り柄のなかった私には、たびたび嫌みを言ってきました。
「もっと目立つことをしたら?」
「あなたって、本当に地味だよね」
最初は軽口だと思って聞き流していましたが、次第に彼女は、私を周囲の男子と比べて見下すようになっていきました。
そんな関係に疲れた私は、高校2年生の終わりごろ、別れを告げました。

 

まさか自分が振られるとは思っていなかったのでしょう。
元カノは顔を真っ赤にし、私をにらみつけました。
「私を振るなんて信じられない! 絶対に後悔させてやるから!」
その直後、元カノは親の転勤に伴い、遠方へ引っ越すことになりました。
転校後は地元の同級生たちともほとんど連絡を取らなくなったようで、私とも完全に疎遠になりました。


一方の私は、高校3年生になってから将来について真剣に考えるようになりました。
それまで勉強が特別できたわけではありませんでしたが、どうしても挑戦したい進路が見つかり、そこから猛勉強を始めたのです。
寝る間も惜しんで机に向かい、努力を重ねた結果、私はT大学に現役で合格。その後、○○学部へ進みました。
合格がわかったときは、先生や同級生たちも一緒になって喜んでくれました。学校内でも大きな話題になったほどです。
しかし、すでに遠方へ引っ越し、同級生たちとも疎遠になっていた元カノは、私の進学先を知らなかったようでした。

 

同窓会に現れた元カノ

同窓会当日。
私は久しぶりに会った友人たちと、昔話に花を咲かせていました。
しばらくすると、会場の入り口がにわかに騒がしくなりました。
振り返ると、そこには元カノが立っていました。
元カノが転校して以来、同級生たちの集まりへ参加するのは初めてのことです。
しかも、彼女の隣には、見覚えのない男性がいました。

 

元カノは会場を見渡し、私を見つけると、勝ち誇ったような笑みを浮かべました。
そして、男性の腕に絡みつきながら、まっすぐこちらへ歩いてきたのです。
「久しぶり。相変わらず地味ね」
「久しぶり」
私が短く答えると、元カノは隣の男性を私の前へ押し出すようにして紹介しました。
「私の彼氏よ。私たちと同い年で、T大に現役合格したの♡ 今は○○学部卒で、仕事もできるエリートなのよ」
男性は得意げに胸を張りました。


「へえ、すごいね」
私がそう返すと、元カノは少し不満そうな顔をしました。
もっと悔しがるとでも思っていたのでしょう。
「反応が薄いのね。でも、あなたには彼のすごさがわからないか」
元カノはわざと大きな声で笑いました。
「あなたみたいな冴えない低学歴と別れて、本当に正解だった♡ 今の彼とは住む世界が違うもの」
周囲にいた同級生たちは、驚いたように私と元カノを交互に見ました。
しかし元カノは、その反応を彼氏の経歴に驚いているのだと勘違いしたようです。
ますます得意げに話を続けました。


「しかも、彼は昔から成績優秀だったの。高校3年生になってから慌てて勉強するような人とは違うのよ」
元カノは、明らかに私への当てつけとして言っていました。
「将来、子どもができたら、天才の遺伝子を受け継ぐかもね♡」
すると彼氏も、私を上から下まで値踏みするように眺め、鼻で笑いました。
「お前が元カレ? ずいぶん冴えないな」
彼は私の左手に結婚指輪がないことにも気づいたようです。
私は仕事の都合で、普段は指輪を外していました。
「その様子じゃ、まだ結婚もできてないんだろ?」
彼氏は勝手に決めつけ、さらに言葉を重ねました。
「学歴もない、見た目も地味。振られて当然だな」


「振られたんじゃないわよ」
元カノが慌てたように訂正しました。
「私が別れてあげたようなものなの。あのころから、この人とは釣り合わないと思ってたし」
実際には、私のほうから別れを告げています。
元カノは今でも、自分が振られたことを認めたくないようでした。

 

同級生のひと言で空気が一変

私が何か言い返すより先に、近くで話を聞いていた同級生の女性が、戸惑ったように口を開きました。
「ちょっと待って」
元カノは不機嫌そうに振り返りました。
「何?」
「彼氏さん、私たちと同い年で、T大に現役で入ったんだよね?」
「そうよ。すごいでしょ?」
元カノが胸を張ると、同級生は私のほうを見ました。
「でも、彼も同じ年にT大へ現役合格したよね?」

 

元カノの笑顔が固まりました。
「え……?」
「ああ。そうだよ」
私が答えると、元カノは信じられないという顔で私を見ました。
「嘘でしょ?」
すると、別の同級生も会話へ入ってきました。
「嘘じゃないよ。高3になってからものすごく勉強して、現役で合格したんだよね」
「合格したとき、学校中で話題になったじゃない」
「先生たちも、あれだけ頑張ったんだから当然だって喜んでたよ」
同級生たちの言葉を聞き、元カノの顔色がみるみる変わっていきました。
どうやら彼女は、私が高校時代のまま、目立たない人生を送っていると思い込んでいたようです。


同級生はさらに続けました。
「それに、彼はT大の○○学部を卒業してるよ」
その言葉を聞いた瞬間、元カノの彼氏の表情もわずかにこわばりました。
「じゃあ、彼氏さんと同じ年に入学して、同じ学部を卒業したんですね」
「まあ……そうなるな」
彼氏は私と目を合わせようとしません。


すると同級生が、何気ない様子で尋ねました。
「彼氏さんのお名前は?」
「え?」
「同じ年に同じ学部へ入ったなら、共通の知り合いがいるかもしれないと思って」
彼氏の顔が引きつりました。
「名前なんて、別にいいだろ」
「どうしてですか?」
同級生は不思議そうに首をかしげました。
「彼も当時の名簿を持っているんじゃない? 同じ学年、同じ学部なら、お名前を確認すればすぐわかるよね」
その瞬間、彼氏の顔が一気に青ざめました。


会場の空気が変わりました。
「なんで、そこまで調べる必要があるんだよ!」
彼氏は突然、声を荒らげました。
同級生は冷静に答えます。
「調べたいわけじゃありません。同じ大学の同級生だったなら、懐かしい話ができると思っただけです」
別の同級生も、彼氏を見ながら言いました。
「名前を聞かれただけで、そんなに怒るのは不自然じゃない?」
周囲の視線が、一斉に彼氏へ向けられました。

 

偽物のエリート

「ねえ、どういうことなの?」
元カノが彼氏を問い詰めました。
「あなた、本当にT大を卒業したのよね?」
彼氏は黙り込んだまま、元カノと目を合わせようとしません。
「答えてよ!」
元カノが声を上げると、彼氏はついに観念したようにうつむきました。
「……行ってない」
「え?」
「T大には行ってない」

 

元カノは一瞬、彼が何を言っているのかわからないようでした。
「どういうこと?」
「だから、俺はT大卒じゃない。大学にも行ってない。高卒だよ!」
彼氏の告白に、会場がどよめきました。
元カノは口を開けたまま、呆然と立ち尽くしています。
「嘘でしょ? T大に現役で合格して、○○学部を卒業したって……」
「お前が、エリートじゃない男とは付き合えないって言うから、話を合わせただけだ!」
彼氏は逆ギレするように言い返しました。
「だいたい、お前だって俺の学歴しか見てなかっただろ!」
「何よ、それ!」
「自分を振った元カレを見返したいから、一緒に同窓会へ来てくれって言ったのはお前だろ!」


元カノの顔が真っ赤になりました。
彼氏は周囲から向けられる冷たい視線に耐えられなくなったのか、そのまま逃げるように会場を出ていきました。
残された元カノは、悔しそうに唇をかんでいました。
すると、最初に彼氏へ質問した同級生が、静かに言いました。
「学歴で人を見下しておいて、自分は彼氏の経歴さえ確かめていなかったんだね」


別の同級生も続けました。
「それに、彼は低学歴でも、冴えない人でもないよ」
同級生は私を見て、穏やかに笑いました。
「努力してT大に合格して、今は設計の仕事をしてる。結婚もしていて、奥さんをすごく大事にしてるって、みんな知ってるよ」


元カノは目を見開きました。
「結婚……してるの?」
「ああ」
私は静かに答えました。
「とても大切な妻がいるよ」
元カノは信じられないという表情で私を見つめていました。


自慢していた彼氏の学歴は嘘。
一方、散々見下していた元カレは、彼女が誇っていた学歴を実際に持ち、仕事にも家庭にも恵まれていたのです。しかも、自分が振ったつもりで話していたものの、実際には自分が振られたことまで同級生たちの前で明らかになってしまいました。
元カノは恥ずかしさに耐えられなくなったのでしょう。
バッグをつかむと、何も言わずに会場を飛び出していきました。

 

人の価値を決めるもの

同窓会から帰宅すると、妻が温かい飲み物を用意して待っていてくれました。
「同窓会、どうだった?」
心配そうに尋ねる妻の顔を見て、私はようやく肩の力が抜けました。
「いろいろあったけど、懐かしい友人たちに会えてよかったよ」
そう答えると、妻は安心したように笑いました。

 

元カノは、学歴や肩書きが立派であれば、自分まで価値のある人間になれると思っていたのかもしれません。
しかし、相手の経歴だけを見て築いた関係は、たったひとつの嘘で簡単に崩れてしまいました。反対に、私は高校時代に目立つ存在ではありませんでした。
それでも、自分の将来と向き合い、努力を重ねたことで進みたい道を見つけることができました。


人の価値は、過去の印象や肩書きだけで決まるものではありません。
目の前の人に誠実に向き合い、自分自身も努力を続けていくことが大切なのだと思います。私は妻の隣に腰を下ろし、今ある穏やかな幸せを、これからも大切に守っていこうと思ったのでした。
 

◇ ◇ ◇

過去の印象だけで相手を決めつけたり、学歴や肩書きで人を見下したりしていると、その人が重ねてきた努力や本当の魅力を見落としてしまうかもしれません。


また、自分をよく見せるためについた嘘は、いずれ信頼を失う原因になります。
周囲からどう見えるかだけにとらわれず、自分や相手の誠実さを大切にしたいですね。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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    マウント合戦の創作話、実にくだらねぇ

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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