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「緊急手術が必要です」軽く見ていた腹痛。受診先で告げられた思わぬ診断【医師解説あり】

最初は、よくある腹痛で「すぐに治るだろう」と思っていました。ところが痛みは日に日に強くなり、ついには我慢できないほどに。受診した私を待っていたのは、思ってもいなかった診断と手術でした。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師渡海義隆先生
半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長

日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医。2008年筑波大学医学専門学群卒業。国内有数のがん専門病院や消化器クリニックで研鑽を積み、2024年に半蔵門 渡海消化器内視鏡クリニックを開院。AIを用いた食道がん・胃がんの研究にも携わり、現在は内視鏡診断・治療をはじめ幅広い消化器疾患の診療に注力している。
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腹痛を軽く見ていた私

もう13年も前の話です。当時、20代半ばだった私は、会社員として忙しい毎日を送っていました。そんなある日、急におなかが痛くなりました。けれど、「すぐ治るはず……」と軽く考え、そのまま様子を見ていました。

 

ところが、痛みはだんだん強くなり、週末にはとうとう我慢できないほどになってしまいました。私は身動きするのもつらい状態で痛みに耐え、週明けになってすぐクリニックを受診しました。

 

受診先で告げられた緊急手術

診察の結果、腹膜炎(ふくまくえん/腹部の内側や臓器を覆う腹膜に炎症が起こる状態)を起こしており、緊急手術が必要だと言われました。私は紹介状を受け取り、そのまま総合病院へ向かいました。

 

到着後、入院と手術についての説明を受けました。突然そこまで話が進み、私は気持ちが追いつきませんでした。腹痛で受診しただけのつもりだったのに、まさか手術になるとは思ってもいなかったのです。

 

 

手術室で襲ってきた恐怖

手術室へ運ばれると、私は急に強い恐怖心に襲われました。不安が一気に押し寄せ、パニックのような状態になってしまったのです。その後、麻酔で眠り、気が付いたときには手術は終わっていました。

 

けれど、本当につらかったのはその後でした。術後の痛みは想像以上で、鎮痛薬の点滴を受けながら、私は必死に耐えていました。あのときの痛みと怖さは、今でも忘れられません。

 

まとめ

今回のことで、いつもと違う腹痛を軽く見てはいけないのだと痛感しました。すぐに治ると思って様子を見ていたことで、結果的に受診が遅くなったことを後悔しています。これからは、いつもと違う痛みや、だんだん強くなる痛みがあるときには、早めに受診する意識を持ちたいと感じました。

 

医師による解説:強い腹痛は早めの受診を

腹痛はよくある症状ですが、痛みが強くなる、長引く、動けないほどつらい場合は注意が必要です。

 

腹膜炎とはどんな状態?

腹膜炎とは、腹部の内側や臓器を覆う腹膜に炎症が起きている状態です。虫垂炎や消化管の穿孔、婦人科系の病気などが原因となることがあり、原因や重症度によっては緊急手術が必要になる場合もあります。

 

受診を急いだほうがよい腹痛

痛みが時間とともに強くなる、発熱や吐き気を伴う、歩く・体を動かすだけで響く、冷や汗が出るほど痛いといった場合は、早めの受診が大切です。いつもの腹痛と違うと感じたら、我慢せず医療機関に相談しましょう。

 

腹痛を軽く見ないために

腹痛の原因は、胃腸の不調から緊急性の高い病気までさまざまです。「そのうち治る」と思って様子を見ているうちに悪化することもあります。強い痛みや違和感が続く場合は、早めに医師の診察を受けることが重要です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:渡海義隆先生(半蔵門 渡海消化器・内視鏡クリニック 院長)

著者:結城比奈子/40代女性・パート

イラスト:藤まる

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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