次男を妊娠中、妊娠15週でクアトロ検査をおこないました。結果はまさかの陽性。おなかに針を刺すことによってリスクが生じるおそれのある羊水検査をおこなうかどうかの選択をしなければならず、悩んだ結果、羊水検査を選択した私の体験談です。
軽い気持ちで受けたクアトロ検査
妊娠当時、私は36歳で出産時には37歳でした。出産時の母親の年齢が高いとダウン症などの出産率も高いと聞いていて、漠然とした不安感がありました。
そんなとき、通院している産院で「クアトロ検査が受けられます」という張り紙を見つけたのです。値段もそれほど高くなく、血液検査だけでおこなえるというのも魅力的でした。
まさかの陽性結果
クアトロ検査をした結果はまさかの陽性でした。医師から陽性の結果を告げられ、羊水検査をどうするか聞かれました。続いて羊水検査には破水のリスクがあると説明されたときには、「受けません!」と言って号泣……。
それまでの健診で一度も異常を指摘されたことがなくて順調だったこともあり、まさか陽性の結果が出るとは思いもよらず、ただ陰性の結果を見て安心したかっただけの自分に気付きました。
真剣に悩んだ結果…
その後、どうするかは保留にし、一度帰宅しました。夫にも検査結果を伝え、もし子どもがダウン症だった場合、自分たちに育てられるのか? きょうだいがダウン症だった場合、長男にどんな影響があるのか?と話し合いました。
私の気持ちはもちろん、夫の意見や2歳になる長男の言葉の遅れで発達に不安があったことも考え、羊水検査を受けることにしました。
羊水検査は陰性
検査の日、私はとても緊張していて、少しでも動けば破水してしまうのではないかと怖くて仕方なかったです。検査自体はすぐに終わりましたが、その後もおなかに刺激を与えるのが怖くてずっと布団で横になっていました。結果は陰性で、おなかの子どもが男の子であることも判明しました。
クアトロ検査を軽い気持ちで受けたのが間違いでした。ただ漠然と「不安だから安心したい」という理由で安易に受けたことを後悔しました。しかし、当時の周りの環境や夫の意見、自分の気持ちを考え羊水検査を選択したことに後悔はありません。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。本記事の内容は、母体保護法 第14条 第1項 第1 号「妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」に該当します。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
原案/仲本まゆこ
作画/やましたともこ
監修/助産師REIKO
現在ログインしていません。ログインしますか?
ご長男の言葉の遅れはその後いかがでしょうか?
我が家も長男が2歳の時に次男が生まれました。順調な経過で何の不安もない出産でしたが、生まれた次男はダウン症と判明しました。当時から長男の言葉の遅れがやや気になってはいましたが、保育園に入園したことで周りのお友達との違いがはっきりわかり、担任の先生から聞く様子などから発達障害を疑いました。次男が通っていた療育に長男も連れていき相談したところ、診断名はつけなくていいとのことでした。(つまりグレーゾーン)言葉の遅れは完全に取り戻せましたが、小学生になってから困り事が増えて小児精神科を受診し、発達障害の一つである自閉症スペクトラムの診断がつきました。長男は友達との関係を築くのが苦手ですが、人一倍人懐っこい次男のおかげで、兄弟仲は良好です。次男は周りの人を笑顔にする才能に長けていて、長男のことで落ち込んだり腹が立ったりした時も次男の笑顔に救われています。新型出生前診断によってダウン症の赤ちゃんの中絶件数が増えていますが、私は次男と出会えて本当に良かったと心から感謝しています。
二人目は40以上が高齢ですよ。初産が、35以上で高齢です。いつの時代ですかね、二人目高齢が37て。