コンビニの入り口付近で倒れ込む夫
夫と車でコンビニに立ち寄ったときのことです。夫だけが先に車を降り、コンビニの入り口から店内に入っていきました。
私は何げなくその様子を見ていたのですが、夫が店内に入ったあたりで、急にふらついたように見えました。次の瞬間、夫はその場に倒れ込んでしまったのです。
驚いた私は、急いで車を降り、コンビニの中へ向かいました。夫の様子を確認すると、手が出なかったのか、顔をレジカウンター付近に置かれていた販促用の人型看板にぶつけてしまっていました。
若い店員さんたちがすぐに駆け寄ってくれて
すると、18歳から20代前半に見える若い男性店員さんが2人、すぐに駆け寄ってきてくれました。
「大丈夫ですか?」
「椅子を持ってきましょうか?」
「起き上がれますか?」
そう言いながら、夫に声をかけてくれました。突然のことだったと思いますが、2人とも慌てながらも、できることを探してくれているように見えました。
私自身も動揺していたので、店員さんたちがすぐに反応してくれたことは、とてもありがたく感じました。
「カートもあります」の言葉に一瞬戸惑い
夫は大事に至らず、すぐに落ち着きました。そんな中、店員さんの一人が「カートもあります。持ってきましょうか?」と言いました。その言葉を聞いた瞬間、私は思わず「えー!?」と思ってしまいました。どういう意味なのだろう、とすぐには理解できなかったのです。
高齢者が手押し車のように使うために言ってくれたのか。それとも、カートで買い物をして帰ってほしいという意味だったのか。少しの間、私はその言葉の受け止め方に迷ってしまいました。
けれど後から落ち着いて考えてみると、あの店員さんは「自分の足で歩けるなら、つかまって歩けるものを貸しますよ」という気持ちで言ってくれたのかもしれません。その場で最善の方法を考え、夫に使えそうなものを提案してくれたのだと思うと、戸惑いは少しずつ感謝に変わっていきました。
若い方たちも、アルバイトという社会の中でさまざまな経験を重ねながら、突然の場面に対応しようとしているのだと感じました。
まとめ
最初から何でも完璧にできる人はいないのだと思います。それでも、目の前で困っている人に声をかけ、何かできることはないかと考えてくれたことは、私の心に残りました。誠意ある対応は、たとえ少し不器用に感じる言葉であっても、後からじんわり伝わってくるものなのだと思った出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:佐藤はなこ/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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