料理中、年収1,000万円の彼が突然「やめて」!?

- 体験者:Cさん(28歳)
年収1,000万円で、仕事はバリバリ。でも料理はほとんどしない彼と同棲している私。ある日、SNSで話題の「炊飯器で作る肉の煮込み料理」を試そうと仕込みをしていたときのことです。
キッチンに来た彼が炊飯器を見るなり眉をひそめ、「それ、やめて。もう作んないで」と言って、返事も待たずにコンセントからプラグを抜いてしまったのです!
せっかく準備したのに……と私は激怒。「何するのよ!料理もしないくせに……!」と内心サイテー男認定しかけました。
ところが、実はこの炊飯器を選んだのは彼。料理はほとんどしないものの家電には詳しく、購入時に説明書もしっかり確認していたそうです。
彼は真剣な表情でこう言いました。
「この炊飯器、調理機能がないよ。故障したり、危ないことになったりする可能性があるから止めたんだけど」
「えっ、炊飯器ならじっくり加熱できるし大丈夫だと思ってたけど……そんなに危ないの!?」と私はハッと息を呑みました。
危険を知らずにそのまま使い続けていたかもしれないと思うとゾッ……。さっきまで「何するのよ!」と腹を立てていたのに、内心では「止めてくれてありがとう〜!」と彼に感謝したのでした。
では、本当に「調理機能がない炊飯器」でごはん以外のものを調理するのは危険なのでしょうか?
結論:「調理機能がない炊飯器」はごはんだけ炊いて!
教えてくれたのは...タイガー魔法瓶"中の人"

- タイガー魔法瓶 商品企画第一チーム 炊飯器企画担当 辻本 篤史(つじもと あつし)さん
調理機能が付いていない炊飯器を「炊飯以外の用途で使用」すると、様々な危険性があります。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
調理機能が付いていない、通常の炊飯(白米)コースしかない炊飯器は、ごはんを炊くために作られているため、水を吸わせて、温度を上げて、炊きあげ、最後に蒸らす、という工程で、お米に合わせた量の水がしっかり蒸発するように設計されています。
そのため、基準と異なる水の量や材料を入れると、水が早く蒸発してしまい、内なべが焦げてしまう恐れがあります。
特に圧力式の炊飯器では、炊いている途中にかかる圧力で、中の材料が通気口(調圧孔)をふさいでしまい、内圧が高くなって中身が吹き出す危険性もあります。
安全のためにも、通常の炊飯(白米)コースしかない炊飯器では、ごはん以外の調理は避けるようにしましょう。
炊飯器を調理にも活用したい場合は、専用の調理メニュー搭載の炊飯器をご活用ください。
炊飯器調理は「正しく使う」が鉄則!
炊飯器はあくまで「ごはんをおいしく炊く」ための家電です。調理機能がない機種で無理に煮込み料理などを作ると、故障や思わぬ事故の原因になってしまいます。
炊飯器で調理する際は、「炊飯器なら何でも作れる」と自己判断せず、必ずお使いの機種の取扱説明書を確認してくださいね。
※一部AI画像を使用しております。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。