年上の女性にだけ強く当たる上司
私が働いていたスーパーには、40代の男性上司がいました。普段から仕事には厳しい人でしたが、特に年上の女性スタッフに対しては、言い方が強くなることが多いように感じていました。少しでもミスがあると、必要以上に責め立てられることもあり、私はいつも緊張しながら働いていました。
ある日、レジが混雑し、対応が少し遅れてしまったときのことです。上司はお客さまの前で、私に聞こえるような声で「だから年寄りはダメなんだよ」と口にしました。
その言葉を聞いた瞬間、胸がギュッと締めつけられるような悔しさを感じました。けれど、その場で言い返すことはできませんでした。お客さまの前で揉めるわけにもいかず、私はただ黙って仕事を続けるしかありませんでした。
休憩室で伝えたひと言
翌日も、上司は細かいことで私に嫌みを言ってきました。前日の言葉がまだ心に残っていたこともあり、私は「このまま我慢し続けていいのだろうか」と考えるようになりました。感情的に言い返せば、かえって状況が悪くなるかもしれません。それでも、年齢を理由に見下す言い方だけは、どうしても受け流せませんでした。
その後、休憩室で上司と2人きりになったタイミングがありました。私はできるだけ落ち着いた声で、「年齢で判断するのはやめてください。お客さまの前での発言は、職場の信用にも関わります。私が年上であるからこそ、あなたをフォローできている部分もあることを忘れないでください」と伝えました。
言い終えた後、自分でも少し手が震えていました。けれど、言葉を荒らげずに伝えられたことで、不思議と気持ちは落ち着いていました。
変わった上司の態度
私の言葉を聞いた上司は、一瞬、固まったように黙り込みました。いつものように言い返してくるかと思いましたが、そのときは何も言わず、気まずそうに視線をそらしただけでした。
それ以降、、上司の態度は明らかに変わりました。以前のように必要以上に強く当たられることは少なくなり、お客さまの前で嫌みを言われることもなくなりました。
周りのパート仲間からも、「最近、上司が少しやさしくなったね」と言われるようになりました。その言葉を聞いたとき、胸につかえていたものがスッと取れたような気がしました。
まとめ
この出来事を通して、年齢を理由に、自分の価値を低く見積もる必要はないのだと感じました。相手の態度に傷つくことはあっても、丁寧に言葉を選んで伝えれば、状況が変わることもあるのだと学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:山本恵子/50代女性・主婦
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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