「卒乳・断乳後はおっぱいが垂れる」とは聞いていたけど、どこか他人事だった私。授乳回数が減ってきたころ、ふとお風呂上りに鏡をみるとまるでおばあちゃんのようにしぼんだおっぱい! 慌てて対策を始めましたが、もっと早めにしておけばよかったと思うことを自戒の意味も込めて紹介します。
私のおっぱい、いつの間にこんなことに!?
もともと大きさこそないものの、形にはそこそこ自信があった私のおっぱい。妊娠、出産によってパンパンになり、つかの間の巨乳気分も味わえました。先に育児を経験していた友人から「授乳が終わると垂れるよ!」と聞いてはいましたが、なんとなく他人事。……というより、日々の育児に追われて自分のケアなど考える暇もありませんでした。
授乳回数がかなり少なくなってきた、娘が1歳になる前のこと。ふとお風呂上りに鏡を見ると、上半分がごっそりと削げ、張りのない残念なおっぱいをぶら下げた自分の姿が……。
授乳がラクなブラトップばかりで過ごしていた
思えば産後の私は、授乳がラクだからとほとんどブラトップで過ごしていました。授乳ブラもおっぱいを出しやすくホールド機能のないものばかりを使用。妊娠・出産を経て大きく重くなったおっぱいを支えきれていなかったのかもしれません。
平日は娘をひとりでお風呂に入れていたため、体を拭いたり着替えさせたりでお風呂上りはバタバタ。自分の体をゆっくりと見ることもなく、気づくのが遅れてしまいました。「このままではいけない!」と、慌てて対策を始めました。
対策① 多少高くても自分に合った下着を購入する
おっぱいの上のほうが削げてしまっていたため、妊娠前に使っていた下着はカップがぶかぶか。サイズが合わなくなっていました。今の自分に合うものを買おうと、久しぶりに下着を買いに行きました。店員さんにきちんとサイズを測ってもらい、正しいつけ方のレクチャーも受けました。
また、夜寝ている間はおっぱいが横に垂れやすいということで、ナイトブラも購入して夜間もしっかりとケアできるように。授乳中も着用できるナイトブラもあるようなので、夜間授乳の回数が多い時期から使用を始めてもよかったな、と思います。また、過ぎてしまったことですが、授乳ブラもは多少高くてもホールド機能のしっかりしたものを使っていれば、垂れ対策になったのかもしれません。
対策② 大胸筋を鍛えてバストアップをねらう
いただきますのポーズをして、両手を押し合うというバストアップエクササイズを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか? おっぱいを支えている大胸筋を鍛えるために、このエクササイズも始めることにしました。子育て中はなかなか時間も体力もない状態ですが、テレビを見ているときや家事の合間など、時間を見つけて取り組むようにしています。
垂れたおっぱいは、子どもが授乳でしっかりと育った証! けれども、できることなら女性としてはきれいなバストを保ちたいですよね。卒乳・断乳前のハリのあるおっぱいをキープするために、1日でも早く対策しておけばよかった……。今は少しでも元の状態に近づくように、日々努力しています。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:瀬良あい
1歳女児の母。結婚を機に動物用医薬品卸会社を退職し、専業主婦に。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。