いつもの生理痛がないまま仕事を続けていた私
当時の職場では、毎日何万歩も歩くほど忙しく働いていました。
普段なら生理痛があるため、「生理が来たな」とすぐにわかるのですが、その日に限って痛みはありませんでした。さらに仕事が忙しく、なかなかトイレへ行くこともできずにいました。
それでも、ふと「そういえば、そろそろ生理が来るころだよな……」と思い、トイレへ向かうことにしました。
トイレで気付いた想像以上の出血
トイレで確認すると、想像していた以上に出血していました。ショーツだけでなく、はいていたズボンにまで血が付いていて、私はしばらくトイレから出ることができませんでした。
当時は以前より出血量が増えたように感じていましたが、それでもここまでとは思っておらず、目の前の状況に戸惑いました。
「どうしよう……」
そう思っても、仕事は待ってくれません。周囲に気付かれないよう、汚れた部分を隠しながら、いったんトイレを出ました。
汚れたズボンのままでは働けず早退
何とか仕事に戻ろうとしましたが、血が付いたズボンのまま働き続けることはできませんでした。
結局、その日は事情を伝えて早退させてもらいました。それ以来、いつ生理が来ても対応できるよう、大きめのナプキンと替えのショーツをカバンに入れて持ち歩くようになりました。
職場は女性が多く、生理について共感し合えることもありましたが、上司が男性だと正直に事情を伝えにくいと感じることもありました。
まとめ
この出来事を経験して、それまで「生理痛があるから始まればわかる」と思っていた自分に気付きました。いつもと同じように始まるとは限らないことを身をもって感じてからは、突然のことでも慌てずに済むよう、自分なりに備えておくようになりました。
医師による解説:生理痛の変化と多い出血への注意
生理痛の強さは毎回同じとは限らず、痛みがないまま生理が始まることもあります。一方、経血量が以前より増えたと感じる場合には注意が必要です。
生理痛の強さは周期ごとに変わる
生理痛には個人差があり、同じ人でも周期によって痛みの程度が変わることがあります。そのため、普段は生理痛がある人でも、痛みがほとんどない周期があること自体は珍しくありません。
経血量の増加が続くときは受診を
以前より経血量が増えた状態が続く場合や、ナプキンから漏れて衣類まで汚れるような出血を繰り返す場合は、過多月経などの可能性もあります。子宮筋腫(しきゅうきんしゅ/子宮の筋肉に良性の腫瘍ができる病気)や、子宮腺筋症(しきゅうせんきんしょう/子宮内膜に似た組織が子宮の筋肉の中にできる病気)などが原因となることもあるため、気になる変化が続く場合は婦人科で相談するとよいでしょう。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:沢岻美奈子先生(日本産科婦人科学会専門医・日本女性医学学会ヘルスケア専門医)
著者:森綾子/40代女性・会社員
イラスト:sawawa
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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