保育士さんが実際におこなっている「泣き止ませワザ動画シリーズ」の第3弾の登場です! 0カ月〜1歳6カ月までの赤ちゃんの「泣き止ませワザ」を発達ごとに現役保育士の井上りな先生に教えてもらいました。泣いたら試してみて!
普段何気なく使っているお世話グッズや日用品。使い方やちょっと手を加えるだけで、泣き止ませアイテムに早変わり。そこで、グッズを使った「泣き止ませワザ」を3人のお子さんのママでもある保育士の井上りな先生に紹介してもらいました。手作りグッズを作る際には、誤飲しない大きさで、パーツは取れないようしっかりと取りつけてくださいね。
0〜5カ月:ガラガラやはっきりした色が○!
ペットボトルマラカスでガラガラ♪
この時期の赤ちゃんはガラガラとした音を聞くのが大好き。また、2カ月頃から目の前で動くものに興味を示して目で追うように。振ると音がなるものを振って見せてあげると◎。乳酸飲料などの小さめのペットボトルに、ビーズを入れて口をしっかりテープで止めます。あとは好きな飾り付けをして、目の前で左右にフリフリ♪ リズムをつけるとさらにGood!
6〜9カ月:ママと一緒に!がポイント
ダンボール太皷でトントントン♪
目の前にあるものを手で叩けるようになります。自分が叩いたことで音がするのが楽しくて夢中に。ダンボールを太鼓に見立てて、トントン叩いて遊びましょう。まずはママが歌に合わせて叩くなどお手本を。
上手に入るかな?ポットン落とし
物をつかめるようになり、つかんだものを落としたり、拾ったりすることが大好きに。タッパーウエアなどのフタに穴を開けて、そこにボールなどを落として遊んでみるのも◎。フタの穴は手を切らないようにマスキングテープやビニールテープでしっかり保護してくださいね。
10カ月〜1歳6カ月:自分だけの空間にテンションアップ!
ダンボールで秘密基地作り
この頃になると、スリルのある遊びが大好きに。バスタオルの上に赤ちゃんをうつ伏せに寝かせて、赤ちゃんの顔側に立ってタオルの両端を持ち、ママ側に引っ張りながら前進! アトラクションのような動きにワクワク。ダイナミックな遊びが好きな子には効果てきめんです。おすわりは後ろに倒れる危険があるので、うつ伏せの姿勢でおこないます。
あやす前に まず確認を!
赤ちゃんが泣くときは、不快な状況にあることも多いもの。赤ちゃんがぐずる主な原因は以下の6つです。あやす前にチェックしてみましょう。当てはまる項目があったら取り除いてあげます。
あやす前にまず確認すること
□おむつが汚れていない?
□おなかが減っていない?
□暑くない? 寒くない?(体幹を触ってチェック)
□眠くない?
□服がチクチクするなど痛みはない?
□汗をかいてない?(背中に手を入れてチェック)
さまざまなワザにチャレンジしても、泣き止まないことも多いもの。ママがイライラしたり焦ると、赤ちゃんにその気持ちがうつってしまい、余計泣いてしまいます。赤ちゃんは泣くことでママやパパにいろいろなことを伝えようとしています。赤ちゃんからのメッセージだと思って、泣き止まなくても良いやくらいの気持ちで接すると良いでしょう。わが子に合うようにアレンジを加えても楽しいですね!
※あやしている間は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
※赤ちゃんの手足を動かす際には無理のない範囲で行いましょう。
※赤ちゃんが誤飲する恐れがあるため、39mm以下のグッズを渡したり、近くに置くのはやめましょう。(トイレットペーパーの芯を通る大きさのものはNGです)