将来のお金を増やしたい!そのためにやってはいけないNG行動とは【徹底解説】

ファイナンシャルプランナーの大野先生が、やってはいけない積み立てや資産運用について教えてくれました!運用初心者にもリスクの少ない積み立て・運用についても詳しく解説!

この記事の監修者

ファイナンシャルプランナー大野高志

1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計 代表取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。

積み立てや資産運用のイメージ

 

お子さんの教育費や老後資金の準備などに積み立てや資産運用をしている人もいらっしゃると思います。順調に積み立てや資産運用をしている人がいる反面、あまりじょうずにできていない人や始めようと思っているのに始めていない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

今回は積み立てや運用で失敗しないためも、避けたほうがよい積み立てや資産運用についてお伝えできればと思います。

 

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積み立てや資産運用は必要に応じて取り組む

積み立てや資産運用はライフプラン上で子どもの教育費、住宅購入資金、老後生活の資金などお金がたくさんかかるライフイベントに備えるために必要なことです。例えば私立大学と比べて一般的に安い国立大学でも、4年間の授業料+入学金でも通常250万円程度掛かります。私立大学ではさらに掛かり大学ごとに異なるだけでなく、学部・学科ごとに授業料は異なり、安い文系学部でも4年間の授業料+入学金で450万円程度掛かります。

 

利回りが0とした場合、18年間で準備するには、250万円の場合は毎月11,574円、450万円の場合は毎月20,833円の積み立てが必要となります。また、利回りを年2%と想定すると、250万円を準備する場合には毎月9,626円、450万円を準備する場合には毎月17,326円の積み立てで済みます。

 

まとまったお金を一度に用意するには、毎月の積み立てで準備をするほうが手間もかからず、資産運用がうまくできれば少ない元手で目標金額に達することもできますので、積み立てや資産運用そのものは必要に応じて取り組むと良いのですが、なかには積み立てや運用に向いていないものや適さないものもありますので、次の章でお伝えします。

 

こんな積み立てや資産運用はしてはいけない

積み立てや資産運用と一口に言っても、リスク(値動きの大きさ)や期待する利回りが大きいものもあれば、小さいものもあります。シンプルにお伝えすれば、リスクが小さいものは期待する利回りも小さく、リスクが大きければ期待する利回りも大きくなるのが一般的です。原則としては、自分で理解できないものでの運用はやめましょう。

 

リスクが低いのに利回りが大きい場合は、「途中で解約ができない」などのような特別な条件がないか、または詐欺ではないか確認すると良いでしょう。例えば仕組預金は、預金と名前がついていますが、通常の預金金利より高い金利が設定されているものの、原則中途解約ができず、満期日を金融機関が延長できるものや払戻しの通貨が為替相場によって変わるものがあるため、内容やリスクを理解した上での活用が必要です。

 

また、リスクが他の運用と比べて大きいもの(FXや先物・オプション取引、新興国通貨等)は値動きが大きく、他の運用経験がない場合は、よほど信用できる相談相手がいるか、しっかり勉強した上でない限りは避けたほうがよいでしょう。

 

さらに銀行、証券会社、保険会社の営業担当者などからおすすめの商品をすすめられることもあると思いますが、説明を聞くだけでなく、資産運用の目的や経験、ご自身のお考えを伝えて適切なものがあるか提案できる人を選ぶことも大切です。金融機関も収益を上げるため、手数料の高いものや短期で乗り換える前提のものを提案するケースもありますので、進められるがまま金融商品を納得・理解もせずに購入しないようにしましょう。

 

運用初心者にもリスクの少ない積み立て・運用とは

元本保証のもので考えると、積立預金(積立定期預金など金融機関にとって名称が異なります)が選択肢となりますが、利回りは期待できないので、あくまでも毎月決まった額を積み立てるものとして活用するものです。勤務先に一般財形の制度があれば給与天引きで貯蓄できますので、こちらも元本保証の積み立てとして活用できます。

 

また、多少のリスクを取れる場合は、金融庁が認定した投資信託で非課税での運用を行うつみたてNISA、節税効果が高いものの60歳まで現金化できないため老後準備に用途が決まっているiDeCo(個人型確定拠出年金)、運用成果で満期返戻金・解約返戻金などが決まる変額保険・変額年金などが候補に挙がりますが、いずれも元本保証はないものがほとんどで手数料も掛かることは覚えておきましょう。

 

いずれも複数の選択肢か運用先を選ぶのですが、購入時の手数料は1%程度、保有時の手数料(信託報酬)はインデックス運用(指標に連動する運用)であれば年0.5%前後、アクティブ運用(指標を超える目標の運用)であれば年1.5%前後までが、平均より安い手数料率の目安ですので、運用先を選ぶ参考にしてください。

 

 

マイナス金利の影響や老後2,000万円問題などで積み立てや資産運用を始めたり、検討したりする人が増えていますが、世の中にはさまざまな積立商品、運用商品があります。いきなり積立商品、運用商品を選ぶのではなく、目的や年数、金額をしっかり考えた上で、自分の理解・納得できるもので始めるようにされると失敗しにくくなると思います。いずれにしても、積み立てや資産運用は最終的には自己責任となりますので、その点を理解されたうえでご検討ください。

 

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