【チーズの選び方】種類による違いは?
チーズには、大きく分けてナチュラルチーズとプロセスチーズがあります。
さらに、チーズを主原料としたチーズフードも販売されています。
名前は似ていますが、製法や特徴はそれぞれ異なります。
普段食べているチーズがどれに当てはまるのか、確認してみましょう。
ナチュラルチーズ

ナチュラルチーズは、乳を乳酸菌や酵素の働きで固め、乳清(ホエイ)の一部を取り除いて作られるチーズです。
ナチュラルチーズには、モッツァレラのように熟成させずに食べるタイプと、カマンベールやゴーダのように熟成させるタイプがあります。
原料や製法、熟成の有無によって、味わいや食感が異なるのが特徴です。

ちなみに、細かくカットされたシュレッドチーズや、さいて食べるタイプのチーズ、粉チーズにもナチュラルチーズの商品があります。

見た目だけでは、チーズの種類は判断できないんですね。
ナチュラルチーズかどうかは、パッケージの「種類別」の欄で確認できます。
購入するときは、ぜひチェックしてみてくださいね。
プロセスチーズ

プロセスチーズは、1種類または数種類のナチュラルチーズを溶かして再成形したチーズです。
加熱によって発酵や熟成が止まるため、風味が変化しにくく、保存性に優れています。
スライスチーズや6Pチーズ、ベビーチーズなど、使いやすい形の商品も豊富です。

そのまま食べるのはもちろん、料理にも手軽に使えるため、普段の食生活に取り入れやすいのが魅力です。
プロセスチーズかどうかチェックしたいときは、パッケージの「種類別」の欄を見てみてくださいね。
チーズフード
チーズフードは、ナチュラルチーズまたはプロセスチーズを原料にした加工品です。
製品中のチーズ分の重量が51%以上のものがチーズフードと定められています。
チーズソースやチーズペーストなどの中にも、チーズフードに分類される商品があり、原材料や味わいは商品によってさまざまです。
今回、いくつかのスーパーを回ってチーズフードを探してみましたが、残念ながら見つけられませんでした。
業務用の商品も見られるため、普段のお買い物ではあまりなじみがないかもしれませんね。
チーズを使った加工食品を購入するときは、パッケージの名称欄にも注目してみてください。
️参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂) 増補2023年 」
チーズの種類で栄養成分はこんなに違う!

チーズはたんぱく質やカルシウムなどを含む食品ですが、種類によって栄養価に大きな差があります。
日本食品標準成分表をもとに、100gあたりの栄養価を比較してみました。

️参考:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
例えば、今回比較した中では、水分の多いモッツァレラチーズはエネルギーや脂質が控えめ。
一方で粉チーズに使われるパルメザンは水分が少なく、エネルギーが高めですが、カルシウムも特に豊富に含まれています。
同じナチュラルチーズでも、種類によって栄養価に差があるとわかりますね。
プロセスチーズにもカルシウムは豊富に含まれており、ナチュラルチーズのほうが栄養価が高いとは、一概にはいえません。
実際に食べる量も考えながら、栄養成分表示を確認して選んでみましょう。
結局どの種類を買えばよい?チーズは「使い方」で選んでみよう
違いがわかったところで、気になるのは普段の食卓での使い分けですよね。
それぞれの特徴を生かした選び方を紹介します。
風味や食感を楽しむなら「ナチュラルチーズ」

チーズそのものの風味を楽しみたいときや、料理に合わせて種類を使い分けたいときは、ナチュラルチーズがぴったり。
例えば、次のような楽しみ方があります。
・モッツァレラチーズ:トマトと合わせてサラダに
・カマンベールチーズ:そのままおつまみに
・シュレッドチーズ:グラタンやピザに
・パルメザンチーズ(粉チーズ):パスタの仕上げに
料理や好みに合わせて選んでみましょう。
手軽に使いたいなら「プロセスチーズ」

忙しい朝や小腹がすいたときには、手軽に食べられるプロセスチーズが便利です。
スライスチーズや6Pチーズ、ベビーチーズなど、用途に合わせてさまざまな商品が販売されています。
・スライスチーズ:トーストやサンドイッチに
・6Pチーズ、ベビーチーズ:朝食や小腹がすいたときのおやつに
・おつまみ向けチーズ:晩酌のお供に
おつまみ向けには、ブラックペッパーやスモーク風味など、味のバリエーションも豊富です。
なお、商品によって加熱したときの溶け方が異なるため、チーズトーストなどには「とろけるタイプ」を選ぶとよいでしょう。
【チーズ種類の選び方】パッケージの表示もチェック!

ナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフードには、原料や製法による違いがあります。
購入するときはパッケージの種類別・名称欄を確認するのがポイントです。
栄養価にも違いがあるので、食べ方や料理、好みに合わせて選んでみてくださいね。