私は結婚から約2年で待望の赤ちゃんを出産できました。妊活はしているつもりでしたが、タイミングを持つのは月に1度くらい。なかなか赤ちゃんに恵まれませんでした。
妊娠しやすくなるために
日々の忙しさと性欲の少なさにより、タイミングを持つのは月に1度だった私たち。数でカバーすることはお互いにとって負担になりそうだったので、排卵期にだけ集中することにしていました。また、まず私のコンディションを整えようと、毎日推奨量の葉酸を摂取することから始めました。
私はもともと冷え症で平熱も35度前半だったので、妊娠のためにできる限り体を温めようと思い、腹巻きを常時着けるようにしました。そして、妊娠した友人に妊活の工夫などを聞いて、新たな知識も徐々に増えていったのです。また、排卵日予想より早めにタイミングを持つとよいということも、初めて知りました。
運命の出合い「コウノトリ」アプリ
友人への聞き込みのなかで、「コウノトリ」という名前のスマホアプリを知りました。その友人もなかなか数多くタイミングが持てなかったので、排卵日を目がけて頑張っていたときに役に立ったアプリだと言うのです! 興味津々な私は話を聞いてすぐにダウンロードしました。生理日を入力して排卵期が予想されるところまでは、それまで使っていた他のアプリと同じだったのですが、「コウノトリ」のおもしろいところは、夫婦で共有できることでした。
タイミングを持ちたい日はお互いに「待ってる!」「帰るよ!」などのメッセージが送れ、誘うのが恥ずかしい私たちにもぴったりな機能! そして、他のアプリよりも排卵期予想が私の体と合っていたようで、使い始めて2カ月、赤ちゃんがおなかに宿ってくれました。
1年半の時を経て2人目にもチャレンジ
1人目の妊娠と出産を終えても、すぐに夫婦の営みをしたいとは思えなかった私たち。産後はイライラすることも多く、子どもは2人以上欲しいけどこのままじゃ無理かな……と諦めかけていましたが、子どもが欲しい気持ちは一致していました。
1年半のご無沙汰でしたが、「コウノトリ」のおかげで排卵期の大切さを夫にも理解してもらえていたので、排卵期の3日間くらいに集中してタイミングを持てるように妊活を始めることができました。
私が感じたのは、知識のないまま妊活をするのは難しいということでした。精子の寿命や卵子の排卵期間の短さなど、とても大切な知識を得ていなかったのです。不妊と思って治療を始める寸前に、本気を出して勉強してよかったです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
著者:中村もこ
0歳女児の母。小学校教諭と旅行代理店、保険営業を経験。現在は保育の勉強をしながら、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。