思ったことをはっきりと口にする義母
義母は思ったことをはっきりと口にする性格です。私が夫と結婚したときも、「料理できるの? 私が教えてあげる!」「煮物はもっと甘辛くしないと! 」とハキハキと言う人で、「おいおい、言いすぎじゃないか? 」と夫が注意するほどでした。
私自身、もう少しやさしい口調で言ってほしいなと思うこともありましたが、義母との関係を悪くしたくなかったですし、気にしないようにしていました。それ以外では、たまに旅行のお土産を渡し合うくらいで、義母との関係性に悩むことはありませんでした。
気になるようになった義母の言葉
ただ、子どもが生まれてからは、義母の発言に悩まされるようになったのです。娘に着せていた服について「これ、毛玉だらけじゃない!」「この子にはスカートが合うよ! ズボンなんかおかしい」と細かく指摘され、「孫の写真が見たい」と言うので写真を送ると、「前髪長すぎ! 切らないとかわいそう」などと言ってきました。
今までは自分に対して向けられていた言葉だったので気にしないようにしてきましたが、子どものことになると、子どもたちを非難・否定しているように聞こえて嫌な気分になりました。
変わらない義母の言葉に、私は…
「お義母さん、ひどい!」と思い、そのたびに気が滅入っていた私ですが、よく考えると義母の性格が変わったわけではありません。変わったのは、私の受け止め方でした。ただ、やはり子どものことを強い口調で言われるのは嫌だったので、夫からもう少しやさしく言ってもらうように頼みました。
しかし、夫からその話を聞いた義母の反応は「私は思ったことを言ってるだけだよ! 何が悪いんだい!」というものでした。しばらくそんな義母との関係に悩んでいましたが、ある日子どもの笑顔を見ていたとき、「私が落ち込んでいてもしょうがない! 義母の言葉をいちいち気にしていても仕方ない!」と思え、気持ちがふっきれました。
子どもを育てているのは私。義母の言葉はちょっとした辛口コメンテーターの発言と思うようにして、参考にはしつつも、悩む必要はないと思いました。第一、そうやって悩んで気持ちがふさがっているよりも、気にせず今目の前にいる子どもたちと思い切り笑い合ったほうが楽しい! そう気持ちを切り替えることができました。
「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
イラストレーター/まっふ
著者:高橋友子
一女、二男の母。現在第四子目妊娠中。ベビーマッサージインストラクター、ベビーヨガインストラクター、ベビーシッターの資格所得。子育て経験を活かしながら、妊娠・出産・子育てに関する記事を中心に執筆中。