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妊娠31週、緊急入院…!つらい地獄の日々に私は…【どん底エピソード】

ママたちの妊娠、出産、育児は楽しいだけじゃない! どん底につらい時期だってある! そんな先輩ママの【どん底エピソード】不定期連載。今回は、妊娠29週で切迫早産と診断され、妊娠31週から緊急入院。つらい妊娠時期を経験したママのどん底エピソードです。

 

こんにちは! 0歳の息子の育児に奮闘中のならきちと申します。現在は専業主婦で、趣味はブログを書くことです。最近ツイッターのママアカウントを作ったのでママ友さんたちと交流するのが日々の楽しみです。

 

さて今回は、切迫早産で入院し、24時間点滴で寝たきり。シャワーは週に1回というつらい40日間の入院生活を送った私のどん底エピソードをご紹介します。

 

おなかが痛い…。切迫早産に気が付いた日

 

妊娠中期からおなかが張ることが増えました。少し歩くたびにおなかが張り、30分程度横になって休めばおさまっていたのですが、妊娠29週のある日、朝から体が重くおなかが張っている感じがしました。そして朝食を嘔吐。そこから始まった生理痛のような痛みは4時間たってもおさまらず、これはおかしい!と、ふらふらになりながら病院へ行きました。

 

経腟エコーの結果、子宮頸管長が25mmとかなり短めで、切迫早産と診断されました。張り止めの内服薬が処方され自宅安静指示が出ましたが、翌日紹介状を持って大きな病院に行くと、「今なら間に合うから早めに里帰りしなさい」と言われてしまいました。

 

このまま切迫早産で入院してしまうと、その病院で出産になる可能性が高いためです。産後は実家で過ごしたいと考えていたため、さっそく両親に車で迎えにきてもらい、地元に戻りました。

 

妊婦健診のつもりが…緊急入院!

実家に戻ってからも張り止めの薬を飲んで安静にしていました。そして、妊娠31週の妊婦健診の日。子宮頸管長は12mmと、更に短くなっていました。あれよあれよと車椅子に乗せられ、そのまま緊急入院に。

 

出産予定日までかなり日があったので長期入院は確定。クリスマスもお正月も病院で過ごすことになってしまいました。ショックで現実が受け入れられず、最初の1週間はよく泣いていました。結局この日から40日間入院することになりました。

 

24時間点滴地獄の入院生活

入院後は、「24時間点滴」と「安静」が指示されました。子宮の収縮を抑えるために張り止めの薬を24時間点滴で入れ続けます。

 

ずっと針が刺さっていることや生活すべてに点滴がついてくることが、大きなストレスになりました。寝返りをうつのも大変。夜中でも点滴がなくなるとアラームがなって起こされてしまいます。ずっと点滴を刺していた左腕はボロボロになってしまいました。また、点滴の副作用で、動悸やほてり、倦怠感などがあり、慣れるまでは大変でした。

 

 

そんな入院中の私を支えてくれたのは、同じく切迫早産で入院している人たちのブログでした。私もブログに日記をつけ始め、コメントで励ましあいながら1日1日が過ぎるのを待っていました。

 

安静が鍵となる入院生活では、食事・洗面・トイレ以外はベッドで寝たきりです。もちろん湯舟に浸かることはできず、シャワーは週に1回程度。とにかく暇な生活でした。ポケモンのゲームを最初から進めたり、マンガを読んだりして過ごしました。気兼ねなくスマホを使えるようにと、夫がポケットWi-Fiを準備してくれたのが助かりました。

 

いま思い出しても長くてつらい入院生活でしたが、「できる限り長くおなかの中で息子を育てて、元気に産んであげたい!」という思いが一番の原動力でした。

 

退院した翌日に陣痛…無事出産!

正期産の時期である妊娠37週を目標としていた入院でしたが、妊娠36週5日に退院することができました。その日はずっと食べたかった焼肉を両親にご馳走してもらいました。夫も実家に泊まりにきてくれて、もう赤ちゃんがいつ生まれてきてもいいぞ!と意気込み、産後の入院準備をして眠りにつきました。

 

すると翌日の朝から生理痛のような痛みが。すぐに陣痛間隔を測ってくれるアプリを起動しました。15時ごろからはうなってしまうくらいの痛みに。そして痛みの間隔が10分以下になったので病院に電話し、16時に入院しました。

 

その後、順調にお産が進み、23時に出産! 子宮頸管が短かったからか、初産婦にしては短めの8時間という分娩所要時間でした。

 

 

安静生活が長く筋力が落ちてしまっていたため、お産のときにうまくいきむことができず最終的には吸引分娩になりましたが、息子は元気な泣き声をあげて生まれてきてくれました。すぐ安静にするように、すぐ里帰りするように、すぐ入院するようにと、適切な判断してくれたそれぞれの先生に感謝です。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師REIKO

 

 


著者:ならきち

1993年生まれ。埼玉県出身。企業の広報担当として会社員生活を送るが、多膿胞性卵巣症候群とPMDDを患い約二年間で退職。その後妊娠し、2019年1月に息子を出産。現在は専業主婦で、初めての子育てに奮闘中の一児の母。趣味はブログを書くこと。

 

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