私は、1人目を産むときには出産時のうんち事情についてよく知らず、恥ずかしい思いをしました。出産時は気にする間もありませんでしたが、あとになって事前に気にしておけばよかったと後悔の嵐でした。私の1人目の出産時の経験と、それをふまえて2人目の出産時に対策したこと、その結果について紹介したいと思います。
1人目を出産した際の大失態
陣痛が10分間隔になったのは夕方のことでした。産院にかけつけると入院に向けて簡単な検査が始まり、そのなかで「うんちは出た?」と聞かれたので、朝のうちに少し出たことを伝えると、「それなら大丈夫ね」と助産師さんに言われ、安心して出産に臨むことに。
陣痛の間隔が短くなると同時に便意がやってきましたが、私は「これがいきみたくなるということだ」と思いました。さらに実際陣痛がつらくてトイレへ行くことができず、結局ベッドの上で……。
幸い助産師さんが近くにおり、すぐに立ち会いの夫を外へ出してシーツ交換してくださったので夫はよくわからなかったようですが、今思い返してもしバレていたらと思うと恥ずかしくてたまりません。
2人目出産のとき、事前に準備したこと
1人目の出産を終えてから、妊娠中は便秘気味な私の場合は出産前に浣腸して出してもらうべきだったということがわかりました。入院中に浣腸を経験し、浣腸が思ったよりも恥ずかしくないということも。
2人目の出産は別の産院だったのですが、「バースプラン」に出産時の希望を書いて産院に伝えておくシステムだったので、そのなかに「便秘なので出産の前に便を出しておきたい」と書いておきました。
2人目のときはこうなった
出産時のうんちについてバースプランに記載したうえで臨んだ2人目の出産。助産師さんも事前情報から準備してくれていたため、産院についてすぐ浣腸をしてもらい、すっきりした状態で出産に向かうことができました。
陣痛とのかなりきつい戦いのなか、いきみたくなるのが生まれそうなのか、うんちが出そうなのか……なんていう変な心配もいらず出産に集中できたので、恥ずかしがらずに伝えておいてよかったです。
1人目の出産を経験するまでは考えもしなかったし、誰も教えてくれなかったうんちについて。1人目のときは恥ずかしい経験となりましたが、おかげで2人目のときには対策を講じることができました。出産直前に浣腸してもらえば安心なこと、浣腸希望を事前に産院に伝えておくこと、この2点は3人目の出産時にも忘れず実践したいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/塩り
監修/助産師REIKO
著者:仲田みいま
2人の男の子を育てつつ、作業療法士として働くワーキングマザー。生活関連の情報をまとめたブログも運営。子育て、ラク家事に関する内容を中心にライターとしても活動中。