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「えっ…」妊娠悪阻で入院→退院後もつらい日々が続く中、実母からかけられた言葉にショック…!

私が2人目の子どもを妊娠していたときの話です。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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実母からの言葉にショック…

1人目のときもつわりはありましたが、初期のころだけだったので、1日も休むことなく、なんとかつわりを乗り切りながらも産休の前まで働き、無事に出産しました。その経験から、第2子のときもつわりはありましたが、長女の世話もあったため、仕事も続け、なんとか日々頑張っていました。

 

ある日、水を飲んでも吐き、ついに黄色い液まで吐くようになったので病院に行ったところ、ケトン体(体内の脂肪が分解されてできたもの。通常は尿中に排出されることはないが、低栄養や脱水状態になると検出される)の数値が高く、妊娠悪阻で入院する羽目に。県外にいた母もその日のうちに飛行機で駆けつけてくれ、とても助かりました。1週間の加療後、長女のためにも退院しましたが、まだつわりはつらい日々。

 

そんな中、昼寝していたら、実母に「ぐうたら病では?」と言われ、母はつわりがなかったらしいので、理解されないのだと悲しくなりました。そのときは聞き流しましたが、今となっては私も娘2人の母となりましたので、もし娘たちが妊娠・出産することがあれば、理解して寄り添える母になりたいと強く決心しました。

 

♢ ♢ ♢

 

つわりは妊娠5週〜6周目でごろから出現し、吐き気や、食欲不振、頭痛、眠気などの症状が出ます。症状の出現時期や程度、おさまる時期などは個人差があり、つわりが重症化した症状のことを妊娠悪阻(にんしんおそ)と言うそう。つわりは人によって症状も重さも違います。人のつらさをすべて理解ことは難しいかもしれませんが、つわりには個人差があることを念頭に置いて接してもらえると、相手への対応の仕方も変わるかもしれませんね。
 

 

 

 

 

作画/マキノ

 


著者:めぐ めぐ子

子ども6人を育てる母。趣味は読書。

 

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