外出自粛が続いて、ぐずぐずしがちな赤ちゃんに困っているママも多いよう。お家の中で過ごしているから、刺激が少なく、体力を持て余して赤ちゃんたちも「退屈~!」となるのは仕方ないこと。そこで簡単に試せる泣き止ませワザを、3人のお子さんのママでもある保育士の井上りな先生に教えてもらいました。今回は特に低月齢ちゃんにぴったりなワザを集めました。いくつか試してみて、わが子に合うワザを見つけてくださいね。
スキンシップとママの声かけで楽しい気分に!
手や足を持って いないいないばあ
自分では自由に手足をまだ動かせません。手や足を軽く握り 曲げたり伸ばしたりすると気分が変わってご機嫌に。赤ちゃんの顔を覗き込んで「イッチ ニ」など楽しげに声かけするのがポイント。
こちょこちょ遊び
赤ちゃんはママとのスキンシップが大好きです。おなかやくび、手や足の裏などをこちょこちょ~。ママに触られていることと、くすぐったさから、赤ちゃんはニコニコに。
適度な刺激を与えるワザが有効的!
縦抱き&風さんそよそよ~
ねんね時期は横抱きが基本ですが、縦に抱っこしてあげると視界が変わるので楽しい気分に。新しい世界にキョロキョロ。さらに外に出て風に当たると心地よさを感じて気分が変わり、ご機嫌に! 窓を開けたり、うちわで扇ぐだけでも効果的です。
抱っこで軽~くスクワット
赤ちゃんを抱っこして、軽くスクワットを。上下にふわっと揺れる不思議な感覚が大好き。思わず泣き止んじゃいます。首や腰がすわってきたら、少し動きを大きくすると、スリルを味わえて大喜び。
カラフルな色と高い音に興味津々!
ペットボトルのマラカスでガラガラ♪
この時期の赤ちゃんはガラガラとした音を聞くのが大好き。また、2カ月頃から目の前で動くものに興味を示して目で追うように。振ると音がなるものを振って見せてあげると◎。乳酸飲料などの小さめのペットボトルに、ビーズを入れて口をしっかりテープで止めます。あとは好きな飾り付けをして、目の前で左右にフリフリ♪ リズムをつけるとさらにGood!
あやす前に まず確認を!
赤ちゃんが泣くときは、不快な状況にあることも多いもの。赤ちゃんがぐずる主な原因は以下の6つです。あやす前にチェックしてみましょう。当てはまる項目があったら取り除いてあげます。
あやす前にまず確認すること
□おむつが汚れていない?
□おなかが減っていない?
□暑くない? 寒くない?(体幹を触ってチェック)
□眠くない?
□服がチクチクするなど痛みはない?
□汗をかいてない?(背中に手を入れてチェック)
さまざまなワザにチャレンジしても、泣き止まないことも多いもの。ママがイライラしたり焦ると、赤ちゃんにその気持ちがうつってしまい、余計泣いてしまいます。赤ちゃんは泣くことでママやパパにいろいろなことを伝えようとしています。赤ちゃんからのメッセージだと思って、泣き止まなくても良いやくらいの気持ちで接すると良いでしょう。わが子に合うようにアレンジを加えても楽しいですね!
※あやしている間は赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
※赤ちゃんの手足を動かす際には無理のない範囲で行いましょう。
※赤ちゃんが誤飲する恐れがあるため、39mm以下のグッズを渡したり、近くに置くのはやめましょう。(トイレットペーパーの芯を通る大きさのものはNGです)