口唇口蓋裂の長女くぴこを育てています。
くぴこが生後11カ月のとき、初めて口唇口蓋裂の手術をおこないました。
高度治療室を出たあと、少しでも落ち着いた場所でくぴこと過ごしたいと思い、個室を希望し、移動することになりました。
移動後すぐに病室にて、執刀医の先生による手術した内容の説明を受けました。
分泌液はたんのようなもので、術後はそれが溜まりやすく呼吸しづらい状態になるそうなので、その都度看護師さんを呼んで吸引してもらいます。
創部分をベッドの柵などでぶつけると傷口が開いてしまうので、しっかりと目を離さないように言われました。
先生に言われたように喉の分泌液が頻繁に出たので、その都度看護師さんに吸引してもらったり、熱のせいもあって眠りが浅く、この日くぴこは落ち着いて眠ることはできませんでした。
背中にタオルでくるんだ氷のうを当てて、抱っこして落ち着かせる…というのを繰り返し、
くぴこにとっての長い長い1日が終わりました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。