「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は生後5カ月になるお子さんの遊びに関するご相談です。
Q.生後5カ月の娘に合った遊びを教えてください
生後5カ月の娘がいます。新型コロナウイルスの影響で外出自粛をしていますが、室内遊びやこの月齢に合った遊びを教えてください。
高塚あきこ助産師からの回答
月齢が進み、さまざまな発達が見られると、お子さんとの関わりのバリエーションも広がりますね。特に今の時期は、自由に外出できず、お子さんとの遊び方に悩まれる方は多いかもしれませんね。
首がしっかりしてきたころと思いますので、うつ伏せ遊びも積極的に取り入れてくださって構いませんよ。うつ伏せになったお子さんの視線の先におもちゃやぬいぐるみなどを置いていただくと、最初は首を少し持ち上げる程度かもしれませんが、慣れてくると、そのおもちゃやぬいぐるみなどを掴もうと手を伸ばしたり、前へ進もうとする仕草が見られるようになるかもしれません。
また、手で掴んだり、握ったりできるようになるお子さんも増えてきますので、ガラガラなどのおもちゃを渡してあげると、徐々にご自分で遊んでくれるようになりますよ。小さなタオルやガーゼを掴むようになれば、ママさんと綱引きのように引っ張りっこして遊ぶのもいいかと思いますよ。
定番の遊びですが、いないいないばあはお子さんの時期的におすすめの遊びです。手でいないいないばあをやるだけでなく、絵本を使っておこなったり、カーテンやタオルなどに隠れて、さまざまなバリエーションでおこなってみてはいかがでしょうか。また、お子さんの手をしっかり握って、ママさんの膝の上に座らせ、膝をやさしく上下に動かして、馬に乗っているような動きをしてみる遊びもありますよ。
その他には、鏡を使った遊びもあります。鏡にうつる自分を見ることで、お子さんが自分を認識することができ、自分と自分以外の人を区別することにつながります。まだ自分を認識するまでには至らない時期と思いますが、繰り返し鏡を見ているうちに、鏡にうつっているのが自分だと気づき始めると思います。 また、手遊び歌をしたり、おなかや脇をこちょこちょくすぐることでも、お子さんの五感を刺激しますよ。
たとえ毎日同じ遊びだったとしても、お子さんは日々成長していますので、反応や動作が徐々に変化してくることがありますよ。お子さんの成長を見守りつつ、様々な遊びをお試しになってみてくださいね。
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
4~5カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイント
4~5カ月の赤ちゃんと遊ぶときのポイントは3つです。いろいろなことに興味が出てくる分、ママやパパが見守るということも大切になります。
【1】赤ちゃんの興味を引きだし、五感を刺激する
周りへの興味関心が増すこの時期ですので、赤ちゃんの五感を刺激する遊びを取り入れてみましょう。
【2】少し豪快な遊びも取り入れ始める
パパやママと一緒に全身を使った少々豪快な遊びも取り入れてみましょう。
【3】ひとり遊びができるならそーっとしておく
ひとり遊びが少しずつできるようになってきます。ひとりで熱中して遊んでいるときは、そっとそばで見守りましょう。この時間がママのリラックスタイムにもなります。
遊ぶついでに発達を確かめてみよう
遊ぶついでに赤ちゃんの発達も見てみましょう。
・首のすわりをチェック
赤ちゃんを抱き上げるとき、うつ伏せにするときに首のすわりのチェックをします。
・腹ばいの様子をチェック
首がすわったので、腹ばいで遊べる遊びを取り入れます。その際に腹ばいでどれくらい胸を上げられるか、何分くらい遊べるかなどをチェックします。
・どんな反応をするかチェック
赤ちゃんによって遊びへの反応はさまざま。キャッキャと声を出して笑う子もいれば、にやりと笑う子もいます。「うちの子はこのタイプだな。うれしそうにしているのはこの遊びだな」ということがわかると、遊びが広がります。
反応がポンッと返ってくると、ママとしてはうれしいことです。この時期だからこそ楽しめる赤ちゃんとのふれあい遊びを楽しんでくださいね!
※参考:ニュース(グッズ)「【生後4~5カ月】首がすわった赤ちゃんとできる心を育む遊び方」【著者:保育士 中田馨 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長】
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