記事サムネイル画像

娘のヒダがくっついている!?「放置するとリスクがあります」生後4カ月健診で医師から衝撃の指摘が!

私の娘が「陰唇癒合(いんしんゆごう)」と診断されたのは、生後4カ月ごろの自治体での集団健診時でした。病名に、当時はとても戸惑いました。後日、大きな病院で処置をしてもらうことになった経緯と実際の症状についてご紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

問題ないと思っていた健診で……

娘の4カ月健診。身長と体重の測定が終わり、最後に首のすわりなど成長をチェックしていたときのことでした。性器の状態を確認した医師に、「ここ、くっついているのわかりますか?」と聞かれました。

 

娘の性器は左右のヒダが重なるように癒着していて、わずかな隙間しかありませんでした。このとき「陰唇癒合(いんしんゆごう)」と診断され、初めてその病気のことを知りました。

 

 

陰唇癒合の症状とは?

医師の話によると、「陰唇癒合」とは女の子の性器の小陰唇(左右のひらひらしているヒダ)がくっついてしまっている状態で、腟口などが隠れているのだそうです。放っておくと、膀胱炎になりやすいなどのリスクがあるのだとか……。

 

以前からおしっこの出方に違和感があったのですが、出口が塞がっていて狭いためだったのです。私はその場で小児外科がある病院の紹介状をいただき、すぐに予約をとりました。

 

 

病院で処置、そして……

後日、病院で処置をしていただくことになったのですが、想像していたよりもあっけなく終わりました。

 

娘の場合、癒着がそれほど強くなかったので、診察のときにヒダをピンセットのようなもので素早く剥がし、炎症箇所に1週間ほど薬を塗り続けて完治しました。薬で癒着を剥がしていく場合や切開するケースもあるのだそうです。ともあれ、早く治ったことにとても安心しました。

 

 

病院の先生から、陰唇癒合は後天的なもので、おむつ替えやお風呂のときなどに小陰唇とその周囲を清潔にするなど、毎日のケアが大事なのだと説明を受けました。お風呂に入った際など、陰部もきちんとチェックしてあげたほうがいいなと、改めて気づかされた出来事でした。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:しまのさくら/女性・自営業。1女の母で夫と3人暮らし。出産を機に勤めていた会社を退職。現在は育児のかたわら、データ入力の仕事や妊娠や出産、育児に関する記事を執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    医療の新着記事

  • PICKUP

    他のテーマの
    記事を読む