2歳ごろから始まるイヤイヤ期。突如、なんでもかんでも「イヤ!」と言われるようになってしまうと、成長の証だと分かっていても悩んでしまうママもきっと多いことと思います。
イヤイヤ期になりやすいママの思考
「自分の育て方が悪いのだろうか」「何か対応方法があるはずだ」と思って、解決方法を求めてしまうこともあるでしょう。
今では、本や雑誌、インターネットととても簡単に情報が手に入るようになっています。そこにはさまざまな対応方法が力強いことばで書いてあります。その対応方法がうまくいけばOK。けれど、もしそれらの方法で対応がうまくいかなかったら……。
「ちゃんと書かれた通りにやっているのに! どうしてうまくいかないの!」このような思考になったら要注意です。
試行錯誤するのが子育て
子育ては人それぞれで、全く同じ状況というのはなかなかないものです。実際に情報通りに対応してみても、そううまくいかないのが現実です。まず、そのことを受け止めましょう。
“うまくいかないのが子育て”それくらいの気持ちを持つことが重要。うまくできなかったからといって自分を責めるのは厳禁です。
どの方法がいいのかいろいろ試してみる
ひとつとして同じ子育ての状況がないからといって、もちろん、本や雑誌、インターネットの情報が全く役に立たないということはありません。大切なのは、いろいろと試してみるという心の余裕です。この方法はうまくいった。あの方法はうちの子には合わなかった。というように、自分のやり方や子どもに合う方法をじっくり見つけていきましょう。
見つけていくうちに、次のイヤイヤ期が始まってしまうのが子育てなので、もしかしたら思春期が終わるまでずっと試行錯誤が続くかもしれません。しかしながら、繰り返しになりますが、それが子育てなのです。
日々、子育てをしていると、なかなかそうも思えないかもしれませんが、「しばらくは試行錯誤の繰り返しなんだ」とドンとかまえるように心がけてみてください。