3人目を出産する直前、2人の子どもたちの面倒で精一杯だった私は、出産して身軽になってから衣替えをすればいいかなと思っていました。しかし、早めに行動しなかったことを後悔することに……。今回はそのときの体験談をお伝えします。
臨月はおなかが重くて体調がよくない日々
8月中旬に私は臨月になり、重たくなったおなかで日中は2人の子どもたちと自宅で過ごしていました。つわりも終わっておらず、常に体調があまりよくない状態。それに加えて育児で手いっぱいに……。
家事や掃除も思うように動けず、晩ごはんを作っているときに気持ち悪くなり、夫が帰宅すると2人の子どもたちを見てもらい、私は寝たきり状態の日々が続きました。
出産時期がちょうど衣替えの季節
冬服を出そうと思ってはいたのですが、日中はしゃぎまわる子どもたちの面倒を見ながら、臨月のおなかの状態で大きな圧縮袋を出して衣替えをするのはなかなか大変でした。
つい「身軽になった産後にやることにしよう」と思い、後回しにしてしまったのです。そして気が付けば9月下旬、3人目を出産したときには夏服だと朝晩が肌寒いと感じる季節になっていました。
おなかは身軽になったけれど…
産後、自宅に帰ってから私の体自体は軽くなったものの、2人の子どもたちと生まれた赤ちゃんの面倒を見るのに手いっぱいになってしまいました。というのも、3人目は黄昏泣きと夜泣きがひどく、晩ごはんを作ろうとすると大泣き、夜は1時間おきに起きて泣くという状態……。
私自身、さらに体力的にきつくなってしまってなかなか衣替えができず、そのまま季節はますます寒くなってしまいました。
勢いで衣替えをするはめに!
さすがに寒いと感じ、2人の子どもたちが風邪をひいたら困るので、夫が休暇の日に衣替えを決行! 朝からバタバタと勢いで衣替えをしたのですが、日中は子どもたちを公園に連れて行ったりしたので、子ども2人分の衣替えをおこなっただけで1日が終わってしまいました。
そして後日、私や夫の分の衣替えもおこなうことに……。衣替えが遅れた分、私と夫はとても寒い思いをし、お互いに風邪をひいてしまいました。
臨月は身重なだけではなく体調も変わりやすく、何でも後回しにしたことを後悔しました。確かに無理をしてはいけない時期だったとは思いますが、生まれた子が上の子たちと比べて黄昏泣きや夜泣きの頻度が多く、こんなに時間が取れないものだとは思いませんでした。今回の経験で「やれることは今すぐやる!」というのが、私の教訓となりました。
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イラスト/おんたま
監修/助産師REIKO
著者:永田真結
4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。