慌てて婦人科を受診
病院に着くとすぐに別室に案内され、詳しい経緯や時間帯、過去の生理日などの問診と、緊急避妊薬(アフターピル)についての説明を受けました。緊急避妊薬は避妊失敗から72時間(3日)以内に服用すると、高い確率で妊娠を阻止することができるそうです。
また、もし72時間を過ぎた場合でも、妊娠率を低下させる可能性はあるとのことです。そしてひと通りの説明を受けたあとに看護師さんから薬を手渡され、すぐに服用しました。それから数週間後、予定日より少し遅れて生理が来ました。
もし妊娠を希望していないのに避妊に失敗してしまったら、何よりも“一秒でも早く病院を受診すること”が大切だと感じました。72時間というラインは目安で、薬の服用は早ければ早いほど妊娠の阻止率は高まるそうです。また、妊娠を希望していなくても、過去の生理日や毎日の基礎体温を記録しておくことが大切だと学びました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
イラストレーター/しおみなおこ
著者:山下あゆ
2歳の男の子のママ。金融系企業の営業としてバリバリ働くも、出産を機に退職。自身の経験をもとに妊娠・出産・子育てについて執筆中。