妊娠4カ月、心の準備ができていないまま私は緊急入院することになりました。ここでは、私が切迫流産になった原因と治療の様子についてお伝えします。
妊娠4カ月ごろに切迫流産で入院
妊娠4カ月ごろ、突然おなかに張りと痛みを感じました。我慢できてしまう痛みだったので、安静にして落ち着かせようと横になって過ごしました。ところが痛みは強くなり、次第に陣痛のような定期的な痛みになってしまいました。
急いで病院に向かい、担当医に診察してもらうと「切迫流産」と診断されました。その場ですぐに入院となり、私はショックと痛みで唖然とするばかりでした。
切迫流産の原因は「子宮筋腫」だった
切迫流産の原因となったのは「子宮筋腫」でした。妊娠前からあった子宮筋腫が妊娠前よりも大きく育ち、さらに細菌に感染して変性を起こしていたようです。
入院中は抗生物質の入った点滴をして治療してもらい、痛みは数日でおさまりました。しかし、おなかは依然として張りやすく、動くとすぐに固くなりました。「なるべく歩かないように」と指導を受け、車椅子で移動するといった入院生活でした。
切迫流産について知っておくこと、緊急時の確認をしておくこと
感染の原因は不明、子宮筋腫には菌がたまりやすく、感染しやすい状態にあると担当医から説明がありました。私は幸いなことに受診と治療が早かったので、その後も妊娠を継続することができました。
「子宮筋腫の有無やその状態」「妊娠したときのリスク」「切迫流産の症状」などをよく知っておくこと、さらに何かあったときの病院の連絡先や移動手段を確認しておくことが大事だと感じました。
切迫流産と診断されたときは、非常にショックを受け、恐怖を感じたことを覚えています。妊娠中は、何かあっても対処できるよう、家族と緊急時の確認をしておくと安心ですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/おんたま
監修/助産師REIKO
著者:富士ちあき
一児の母。子宮筋腫や切迫流産を経験しながらも無事に男の子を出産。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
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