毎月生理前の不快症状が重く、悩んでいた私。普段からある便秘もその期間は深刻で困っていました。そんな私がひょんなことで自分に合う便秘解消方法に巡り合い、それにより、なんと生理前の不快症状が改善した話をご紹介します。
ひどい便秘やむくみ…生理前の不快症状に悩む日々
私は30代半ばから生理前の不快症状が重く、毎月困っていました。足首の辺りがむくんだり、ニキビが出たり。便秘に関しては特に深刻で、生理前は5日くらい便通がなく、その上、生理が始まると下痢になってしまうのです。
便秘解消のために食物繊維をたくさん食べても、私には効果なし。その一方で間食が止まらなくなってドカ食いしてしまい、かえって便秘を助長させてしまっているような感じでした。
便秘薬は効きすぎるのが怖くて避けていた
私は普段から便秘気味でもあったので、市販の便秘薬はいくつか試していました。しかし、なかなか効かず、だからといって薬の量を1錠増やすと、今度は時間が経ってから効きすぎるという両極端な状態。便秘薬が効きすぎたせいで通勤電車の中でおなかが痛くなってしまい、真っ青になったこともありました。
薬局で漢方タイプもすすめられて試しましたが、結果は同じ。「私には便秘薬は合わないんだ……。生理に伴うものだから仕方がないんだ……」と思って諦めていました。
ところがある日、別の症状で婦人科にかかったときにこの話をしたら、ある便秘薬を処方してくれました。それが酸化マグネシウムです。
酸化マグネシウムで不快症状が改善
処方時に、医師から「酸化マグネシウムの量は調節して飲んでくださいね」と言われたように、酸化マグネシウムも最初は少なすぎて効かなかったり、多すぎて下痢になったりしていました。でも1回の服用量が3~6錠で量を少しずつ調整することができたため、すぐに適量が見つかり、ほどよく1~2日に1度便通があるように!
そして、一番驚いたのは、便秘だけでなく、むくみやニキビなどの不快症状も緩和したことです。私のむくみやニキビなどは便秘から来ていたのかも……? 便秘薬のおかげで、生理前が本当にラクになりました。
酸化マグネシウムは市販薬にもあるため、今では市販薬を使っています。効き方が緩やかで急に電車の中で腹痛が起きることもなく、ほかの薬との飲み合わせをあまり気にしないでいいのも助かっています。
以前は、生理痛や生理前の不快症状で病院に行くということは考えもしませんでした。でも、私は病院で相談したことで劇的に改善でき、本当によかったです。医療の力を借りるとつらい症状がラクになることは当たり前のようですが、私にとってはちょっとした驚きでした。生理痛や生理前の不快症状でも、困ったら病院に行ってみるといいということを知ったできごとでした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師REIKO
文/小林千鶴