私には4人の子どもがいます。息子が10歳、8歳、4歳、娘が1歳9カ月です。それぞれ個性が違うので、寝かしつけの方法もいろいろと試してきました。特になかなか寝ない息子たちに、私がこれまでおこなった寝かしつけの方法や失敗談を紹介します。
1.運転して寝かせる方法
3人の息子たちは全員なかなか寝ない子だったので、車に乗せてそのまま運転して寝かしつける方法をよく試しました。車での寝かしつけは、家でなかなか寝付かない息子と我慢比べするよりも、私にとってはラクな方法。息子たちは車の揺れが心地よく、体勢も安定したチャイルドシートでぐっすりよく眠ってくれました。
息子たちが眠くなる時間に合わせて車に乗せると、ほんの数分で寝落ちしてしまうことも多くありました。幸い、3人ともチャイルドシートから布団へ移動するときに起きないタイプだったので、この方法はたくさん使いました。
2.いろいろ試すのをやめる方法
長男の寝かしつけでは、夜中ずっと抱っこをしてみたり電気を消して部屋を真っ暗にしてみたりなどの工夫をしましたが、全然効果がなく……。当時、長男が寝ないことにストレスを感じて、私は朝から夜の寝かしつけのことで頭がいっぱいになっていました。
私のかまい過ぎに原因があったのか、長男の持っていた気質かはわかりませんが、寝かしつけも夜泣きも3歳ころまで続きました。そのあとの次男、三男のときには寝かしつけにいろいろと試すことをやめてみることに。寝る前に絵本を読んで電気を消し、トントンとすると寝てくれる日も多くありました。
3.家族に助けてもらう方法
疲れている日や断乳の時期の息子の寝かしつけは、3人とも夫にお願いしました。息子をおんぶしながら近所へ散歩に出かけたり、運転して寝かしつけたりいろいろと考えて頑張ってくれた夫。
私は心身を休めるのと同時に、自分だけが子育てしているわけではないと感じて気持ちがラクになりました。実家に泊まった日には寝かしつけを父や母に頼むこともありました。
寝かしつけに困ったときはたくさんの方法を試して失敗したり、成功したりの繰り返しでした。理由はわかりませんが、娘の寝かしつけにはまったく手がかからなかったです。寝かしつけに手のかかった3人の息子たちは今では成長して、私が同じ部屋にいるだけで安心して寝付けるようになりました。
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イラスト/sawawa
監修/助産師REIKO
著者:木村光
10歳、8歳、4歳の息子と1歳の娘の母。湘南の海の近くに暮らし、湘南の魅力を伝える情報誌を中心にライターとして活躍中。自身の体験をもとに、子育てに関する体験談も執筆している。