私は2歳の女の子と1歳の男の子のママです。息子が生後5カ月で腰がすわったころ、今の会社にパートとして勤務し始めました。完全母乳で育てている息子がいることで働くことを諦めざるを得ないと思っていた私には、企業内保育所という存在はとてもありがたく、現在も2人の子どもとたちと安心して一緒に通勤できています。
完全母乳育児がかなえられる
息子は哺乳びんの乳首が苦手で、何度練習しても晡乳びんで育児用ミルクを飲むことができず、保育園の入園と私の就職を諦めざるを得ないと思っていました。そんなときに、求人サイトでオフィスに託児施設が併設されている会社を見つけ、すぐさま応募。
面接の当日に、息子が育児用ミルクを飲めないため休憩時間に授乳に行きたいことを伝えると快く承諾していただけました。今まで自宅でみていた上の子も預けることができ、こうして完全母乳育児の私でも働くことが可能になったのです。
子どもの体調不良のときも安心できる
子どもたちが企業内保育所に入所して間もないころはよく熱を出し、仕事を早退することが多かったのですが、保育所からオフィスに直接お迎え要請の連絡がくるため、仕事を比較的抜けやすい環境でした。
託児施設が併設されていることで職場にも働くママが多く、子どもの病気や怪我での早退に理解があり、早退はお互いさまという雰囲気はとてもありがたかったです。少し子どもの体調が悪いのかなと感じた日には休憩時間に先生に様子を聞きに行くことができるので、私は安心して働くことができています。
託児料が無料で経済的
私のパート先の託児施設は、勤務時間中の託児料は給食費のみで預けることが可能です。わが家では3歳未満が2人いるので、公立の保育園では保育料がかなり高くなり、パート代がほとんど保育料で消えてしまうことになるため、託児料が無料なのはとても助かっています。
しかし、2019年から3~5歳の子どもは、幼稚園・保育園などの利用料が無料になったので、子どもたちが2人とも3歳を超えてから、同時期に同じ保育園への転園を考えています。
子どもたちの通う企業内保育所では、運動会や季節イベントの規模が一般的な保育園より小規模です。そのため転園についても検討していますが、授乳や保育料のことを考えて働くことを諦めようと思っていたときに企業内保育所という存在に出合えたことには、とても感謝しています。
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監修/助産師REIKO
著者:山田美緒
2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。