術前検査2カ月前、目標体重にはいまだ及ばない状況が続き、
自分だけの力では限界を感じました。
そこで、市の栄養士さんに電話して相談してみたところ、
直接会って相談に乗ってもらえることに。
1歳8カ月ともなると運動量が増えるので
わが子の体重が増えないという悩みを持つお母さんは多いと聞き、
これはもう仕方ないことなのかと落ち込む私に
栄養士さんはこう励ましの言葉をかけてくれました。
思い通りにならなくて当然。
娘のペースで大きくなってくれたらそれでいい。
本当にその通りだと頭ではわかってはいるものの、
口唇口蓋裂で産むことがなかったらもっとおおらかに成長を見てあげられたのに
それができない申し訳ない気持ちと、
予定されている手術がある以上、焦る気持ちも隠せない……。
これからどんどん行動もできることも増えて
いろいろと理解するようになる。
娘のためにも早く治療を進めてあげたい。
なにより安全に手術を受けさせたい。
栄養士さんから励ましてもらい、やさし言葉をもらっても
複雑な気持ちはぬぐえませんでした。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO