私は海外旅行が大好きですが、なぜかそのたびに生理がくることがしばしば。生理予定日を避けて旅行をしているはずなのに、生活リズムの変化によるホルモンバランスの乱れからなのか、生理がずれがちでした。20代のころ、タイにフィリピンにアメリカなど、やむを得ず現地の生理用品を買って使用したときの体験をお話しします。
初のアジア旅行で生理になって困った話
私が初めて海外で生理用品を買ったのが、タイに行ったときです。20歳になりたてで旅行経験も浅く、生理用品を持たずに旅行へ。しかし急に生理がきてしまい、現地で急いで生理用品を探しましたが、都市中心部のお店にもなかなか売っていませんでした。
しばらくショーツにトイレットペーパーを何枚も重ねて、経血が漏れないように対処する羽目に……。ようやく見つけたナプキンも、接着が弱くショーツの中で動いてしまったため、結局経血が漏れてしまい大変な思いをしました。
次はフィリピンで生理用品探し
2回目はフィリピン旅行のときでした。生理が終わったばかりのタイミングだったため、すっかり安心してこのときも生理用品は持っていきませんでした。フィリピンではホテルのコンビニでナプキンがすぐに見つかったため、探すのには苦労しませんでしたが、質が微妙で……。
日本のナプキンよりもゴワゴワしていて、吸収率もあまり良くなかったため、経験したことがないくらいデリケートゾーンがかぶれてしまいました。常に痒みを我慢しながらの旅行になりました。
アメリカのナプキンは高い
3回目はアメリカ旅行のときでした。今までの経験を活かしてナプキンを少し日本から持っていきましたが、生理予定日ではないのに現地でかなり出血してしまい、手持ちのものでは足りなくなり購入することに。
アメリカのナプキンは今までの2カ国よりもマシでしたが、日本に比べるとやはりゴワゴワして痒くなりました。また、アメリカは紙製品が高く、3個入でも30ドル以上するなど痛い出費になり……。日本の生理用品は質もコストパフォーマンスも良いことがよくわかりました。
このトラブルから日本の生理用品の素晴らしさを実感。海外製よりも肌にやさしく、吸収率の高いものが安く手に入ることがよくわかりました。普段使っていると当たり前すぎてなかなか良さに気付きませんが、いくつか海外製品を使用したことで良い勉強に。次に海外に行くときは、生理予定日でなくても生理用品をしっかり用意しようと心に誓いました!
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監修/助産師REIKO