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「救急車呼ぶ?」私のひどすぎる生理痛に家族がしたのは「#7119!」

人生で最もひどい生理痛を経験した女性の体験談です。強烈な痛みに鎮痛剤の効きが悪く、家族が「#7119」に電話をする事態に。後日受診すると、そのひどい痛みは意外なことが原因だったとわかったそうです!

腹痛の女性

 

私が26年間の人生のなかで、もっともひどい生理痛を経験したときのことをお話しします。それまで私は生理痛を我慢してしまいがちでした。しかし、落ち着いて対処できるように早めに助けを求めたほうがいいと痛感した出来事です。

 

一気に増す生理痛…トイレから出られない!

生理前の便秘に悩んでいた私。人生一ひどい生理痛を体験をしたときも便秘が続いていました。「あぁ、もうすぐ生理がくるのかな」。そう思いながら、めずらしく便意を覚えトイレへ。

 

トイレへ入ったときは特に異変はありませんでしたが、用を足している間にツキツキとした痛みを下腹部に感じ始めました。用を足し終わったころには、ズキズキとした強い下腹部痛へ。ついには痛みで身動きが取れず、トイレから出られなくなってしまったのです。

 

トイレからの脱出 地獄の30分間

激痛のなか「早く痛み止めを持ってきて!」と半泣きで家族に頼み、薬を持ってきてもらいました。そして薬を飲み、這うようにしてトイレから出ました。しかしそれから20分、30分と経っても、薬が効きません。

 

痛みはますますひどくなり、足を力一杯かきむしったり、つねったりしていないと耐えられなくなりました。涙も、汗も出っぱなしです。家族は救急車を呼ぶべきか迷い、まずは「#7119(救急相談センター)」へ電話をしたのでした。

 

#7119の正しかった判断

家族が「#7119」へ電話をかけ、私の状況を説明をしてくれました。通話を終えた母がぽつり「薬を飲んだのであれば、そのまま様子を見てくださいだって」と、困惑気味につぶやいたのを聞いて、さらに涙が出ました。あまりにも激痛だったので、病院へ行くものと思っていたのです。


「こんなにもひどい痛みで薬も効かないのに、このまま堪えないといけないの!?」と絶望しました。しかしそれから10分~20分後のことです。ようやく薬が効いたのか、痛みが引いてきたのです。

 

後日、病院へ。ひどい生理痛の原因とは

あまりにひどい痛みを経験し、次の生理が恐ろしくなった私は病院へ行くことにしました。中学生のときに「生理痛がひどくなることがある」と教わった、子宮筋腫を疑ったのですが、診察結果は異常なし。

 

先生は「普段から便秘性? 生理が始まって溜まっていた分が出ると、腸が動く。そうすると、腸から子宮に余計に刺激を与えちゃうわ。普段から溜めないように、お通じに気を付けてね」とアドバイスをくれました。


それからは整腸剤を飲んだり運動したり、便通が良くなるように意識して生活をしています。最近では、このときほどのひどい痛みが出ることはなくなりました。

 

 

いつもと違う痛み方や、すぐに薬が効かないほどのひどい痛みの場合は、まずは専門家へ意見を仰ぐべきだなと感じました。まったく動けない、意識が低下するなどの症状が出てからでは対処ができなくなってしまうので、できるだけ早く助けを求めるようにしようと思った一件でした。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

監修/助産師REIKO

文/佐藤かおり

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