現在、『少年サンデーS』で「清楚なフリをしてますが」を連載中のマンガ家・倉地千尋さん。ご自身の体験をもとにして、「生理を隠し続ける女の子の漫画」を、Twitterで公開しています。
主人公は、小学校6年生の女の子、月一せいこ。
生理は決して恥ずかしいものではないけれど、初潮を迎える時期の女の子には大人になるということへの葛藤や恥じらいなど複雑な感情があります。また、彼女と家族、親友、同級生の男の子、保健室の先生など、周囲の人々などとのやりとりを通じて、「どうすれば子どもに生理が恥ずかしくないものであるということを理解してもらえるのか」についても考えさせられる作品です。
今回は第11話です。
初めて経験する生理痛。そして、生理痛を隠しながら体育の授業に参加したものの、持久走の途中で耐えられなくなってしまったせいこちゃん……。せいこちゃん自身は、生理痛のつらさよりも「生理ってバレちゃう!」ということを気にしているようですが……。果たして次回、どうなるのでしょうか。
生理は恥ずかしいものではないけれど、せいこちゃんのように知られたくないという思いが強い子もいるようです。せいこちゃんのような女の子の気持ちを、やさしくフォローできるような世の中でありたいですね。
監修/助産師REIKO