ベビーカレンダーは、2020年12月生まれの男の子5,867名を対象に、12月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2020年12月生まれの男の子の名前ランキングTOP3には、男らしい一文字ネームが揃いました! また、「と」を止め字に用いた「と止めネーム」がTOP20に7つランクインしています。
1位 蓮(主なよみ:れん)
2018年、2019年、2020年と3年連続で年間ランキング首位、圧倒的な人気を誇る「蓮(主なよみ:れん)」が2020年12月も首位を獲得しました。蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられていて、「清らか・落ち着き」のイメージを受けるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
また、昨年よりマンガやアニメ、映画で大ブームを巻き起こしている『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」にも含まれる漢字であり、より身近な漢字として定着しつつあるようです。
2位 樹(主なよみ:いつき、たつき)
2019年、2020年と2年連続で年間ランキング4位にランクインした「樹(主なよみ:いつき、たつき)」が2位に。11月17位からの大幅ランクアップです。漢字ランキングでは2019年、2020年と2年連続で18位にランクインしています。
「大樹」や「樹木」のように、「たくましくまっすぐに育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。賢くシャープでかっこいい印象の「き止めネーム」の一つです。
3位 律(主なよみ:りつ)
2019年の年間ランキングでは5位、2020年は9位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。11月は2位にランクインしており、2カ月連続でTOP3内にランクインしました。2020年の漢字ランキングでも37位にランクイン。
2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前の定番に。イマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つです。
4位 朝陽(主なよみ:あさひ)
2019年の年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。11月の32位からの大幅ランクアップです。
「物事が始まる様子」「爽やか」なイメージのある「朝」に、ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」を組み合わせた名前。澄んだ冬の朝に太陽の光が差し込む様子をイメージするようですね。
5位 陽翔(主なよみ:はると、ひなと)
2019年、2020年と2年連続で年間ランキング3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。10月以来のランクインです。
本ランキング4位の「朝陽」にも用いられた「陽」という漢字は、2020年の漢字ランキング5位の人気漢字。冬の美しい青空の中、空高く羽ばたくような壮大な印象を受けるような名前です。
6位 新(主なよみ:あらた、しん)
2019年の年間ランキングでは12位、2020年は16位にランクインした「新(主なよみ:あらた、しん)」。2020年の漢字ランキングでは81位にランクインしている漢字で、「物事の始まり」や「最初」を意味し、新鮮で生命力に溢れエネルギッシュなイメージを受けるようです。
「これからの新しい時代に、希望ある未来を切り開ける子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。俳優の井浦新さんが同名で活躍されています。
6位 陸(主なよみ:りく)
2019年の年間ランキングでは18位、2020年は28位だった「陸(主なよみ:りく)」。
どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前「りく」は、2020年のよみランキング4位、「陸」は漢字ランキングでは52位にランクインしています。力強くスケールの大きな名前です。
8位 大翔(主なよみ:はると、ひろと)
2019年の年間ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。11月も5位にランクインしました。
翔を広げて大空を羽ばたくようなイメージのある「翔」がつく「飛翔ネーム」の一つです。2020年の漢字ランキング2位で、立派な様子を表す「大」と組み合わせることで、より壮大な印象を受けますね。
8位 陽太(主なよみ:ひなた、ようた)
2019年、2020年と2年連続年間ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。
たくましいイメージのある「た止めネーム」の一つで、「陽」と組み合わせることで「太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子」という印象を受けるようですね。
10位 蒼大(主なよみ:そうた、あおと)
2019年の年間ランキングでは28位、2020年は20位にランクインした「蒼大(主なよみ:そうた、あおと)」。
「草木が生い茂る」という意味のある「蒼」は2019年、2020年と2年連続漢字ランキング9位にランクインする人気の漢字。「のびのびと大きく育ちますように」という願いが込められているようですね。
10位 湊斗(主なよみ:みなと)
「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年の年間ランキングでは14位、2020年は8位にランクインする近年注目の名前です。「みなと」というよみは2020年のよみランキング2位を獲得しています。
船や人が集まる場所である「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、自然を連想する美しい名前です。
12位 楓(主なよみ:かえで)
2019年の年間ランキングでは51位、2020年は38位にランクインした「楓(主なよみ:かえで)」。実に翼がついていることから、「自立し羽ばたいていきますように」という願いを込めることができます。
月間ランキングでは10月5位、11月7位、12月12位と3カ月連続でTOP10入りしています。楓は木枯らしが吹き始める秋ごろから美しく紅葉することから、秋から冬にかけて人気が急上昇する名前です。
12位 悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)
2019年の年間ランキングでは26位、2020年は23位にランクインした「悠斗(主なよみ:はると、ゆうと)」。
「はるか遠い様子」や「のんびりした様」を意味する「悠」に、「北斗七星」を連想させる「斗」を組み合わせた、穏やかでロマンチックな印象の名前。「はると」というよみは、2020年のよみランキング首位です。
14位 湊 (主なよみ:みなと)
2019年の年間ランキングでは2位、2020年は5位の「湊 (主なよみ:みなと)」。本ランキング10位の「湊斗」と同じよみの名前です。
「湊」という漢字は水辺を連想させることから、さわやかで海のようにおだやかなイメージを受けるようです。
15位 蒼真 (主なよみ:そうま、あおま)
2019年の年間ランキングでは42位、2020年は34位にランクインした「蒼真 (主なよみ:そうま、あおま)」。
草木が生い茂りエネルギッシュなイメージのある「蒼」に、真面目で誠実な印象のある「真」を組み合わせた名前。「ま」を止め字を使うことで、落ち着いた印象になります。
16位 結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)
2019年の年間ランキングでは39位、2020年は38位にランクインした「結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。
「ゆう」という響きは伸びやかでやさしい印象に、「ゆい」という響きはどこかかわいらしい男の子という印象を受けるようですが、「と」で止めることで男らしさも感じられます。
16位 蒼 (主なよみ: あおい、そう)
2019年の年間ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前、「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。
青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる、男らしいエネルギッシュな名前で、明るくおおらかな印象を持つ「あ行ネーム」の一つでもあります。
16位 碧(主なよみ:あお、あおい)
2019年の年間ランキングでは35位、2020年は19位へと大きくランクアップした「碧(主なよみ:あお、あおい)」。
自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」は、神秘的でありながらも自然界の力強さを感じます。2020年の漢字ランキングでは32位にランクインしています。
16位 悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)
2019年は年間ランキング6位、2020年は7位にランクインした近年人気の名前、「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。穏やかでスケールの大きなイメージの「悠」に、真面目でまっすぐな印象を受ける「真」を組み合わせた名前です。
「誠実にのびのびと育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。
16位 颯真(主なよみ:そうま、ふうま)
2019年の年間ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。爽やかなイメージがある「颯」に、まことを意味する「真」を組み合わせた名前です。
「そう」「ふう」と伸ばす音になる「長音ネーム」の一つです。
2020年12月のランキングTOP20では、「と」を止め字に用いた「と止めネーム」が7つ、あたたかな太陽を感じさせる「陽」や、緑が生い茂るイメージを受ける「蒼」を含む名前が3つずつランクインしています。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね!
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2020年12月1日(火)~2020年12月25日(金)
調査件数:5,867件(男の子)
文/福島絵梨子