ベビーカレンダーは、2021年2月生まれの女の子5,325名を対象に、2月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年2月生まれの女の子に人気の名前TOP10をランキング形式でご紹介いたします。
2月生まれの女の子の名前では、冬場に人気が急上昇するあの名前が首位に♪ どんな名前がランクインしたのか、チェックしてみましょう!
1位 凛(主なよみ:りん)
「凛(主なよみ:りん)」は、2019年の名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした名前。2020年の漢字ランキングでは「凛」は38位にランクイン。
「凛」という漢字は「凛とした」「凛々しい」という言葉にも用いられ、「美しく自立した女性」という印象を受けるます、また、「りん」という愛らしいよみであることから、かわいらしさと凛々しさを両方持ち合わせた名前です。
11位には「凜(りん)」(※「凛」は「凜」の俗字、意味は同じ)もランクインしており、2020年2月、3月も1位を獲得しています。「冷たい・身にしみて寒い」という意味を持つ「凛」「凜」は、特に寒い時季に多く名づけられる傾向があります。
2位 結衣(主なよみ:ゆい)
2019年名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。「ゆい」というよみは、2020年のよみランキング首位を獲得した人気のよみです。
「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、どことなく品の良さを感じさせる名前。同名では女優の新垣結衣さんが活躍されています。
2位 結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)
「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2019年の名前ランキング5位、2020年は6位にランクインしました。2020年12月は10位、2021年1月は5位、そして2月は2位にランクインしており、近年注目の高い名前です。
人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象の名前です。これから迎える春を待ち望むような、「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つでもあります。
2位 紬(主なよみ:つむぎ)
「紬(主なよみ:つむぎ)」は2019年の名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした名前です。2020年12月、2021年1・2月と3カ月連続2位にランクインしており、引き続き人気が高い名前です。
「紬」は紬糸で織られた丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど。「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。
5位 結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)
「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」は、2019年の名前ランキング9位、2020年は4位にランクインした名前です。2020年10月から5カ月連続でTOP10入りしています。
2020年の漢字ランキング3位で人とのご縁や結びつきを表す「結」に、2020年の漢字ランキング16位で夜空を優しく照らす「月」を組み合わせた名前で、空気の澄んだ冬の夜空に美しく輝く月を連想させるようですね。近年人気の高い「月」がつく「ルナネーム」の一つです。
5位 澪(主なよみ:みお)
「澪(主なよみ:みお)」は2019年の名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした名前。2021年1月には首位を獲得した名前です。
「澪」は水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、みずみずしく爽やかな印象を受けるようです。男の子には「れい」、女の子には「みお」の響きが人気で、男女ともに用いられる名前です。
5位 莉子(主なよみ:りこ)
2019年名前ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。「りこ」というよみも人気で、2019年のよみランキングでは14位、2020年は16位にランクインしています。
「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われ、夏に香りのよい小さな花を咲かせることから、可憐な印象を受けるよう。現代的な響きではあるものの、「子」がつくことで日本的な印象のある「レトロネーム」の一つです。
8位 美月(主なよみ:みつき、みづき)
2019年、2020年と2年連続名前ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。
その字の通り美しく華やかな「美」に、神秘的なイメージの「月」を組み合わせた名前。夜空に優しく光り輝く月を連想させるようですね。女優の山本美月さんが同名で活躍されています。
8位 陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)
「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は、2019年・2020年と2年連続名前ランキング首位を獲得した人気の名前です。2020年よみランキングでは「ひなた」が24位、「ひまり」が6位にランクイン。
太陽を連想させる「陽」に、太陽に向かってすくすくと育つ葵の花のイメージの「葵」を組み合わせた名前。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。
10位 彩葉(主なよみ:あやは、いろは)
「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」は、2019年の名前ランキング27位から、2020年は18位へとランクアップした名前。2020年12月は9位、2021年1月は4位と、3カ月連続TOP10にランクインしている注目の名前です。
色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前。才能豊かな美しい女の子に育つよう願いを込めて名づけてもいいですね。
上記のほか、2月は「こはる」というよみが12月25位から1月は9位、2月は7位と徐々に順位を上げていました。「早春」「春寒」のように、2月は「春」を用いた季語があることが影響しているかもしれません。これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考になさってくださいね。
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2021年2月1日(月)~2021年2月25日(木)
調査件数:10,878件(女の子:5,325件/男の子:5,553件)
文/福島絵梨子