浜田ブリトニーさんは漫画家として活動する一方で、タレント活動をおこなったり、最近ではYouTube動画を配信するなど、幅広い分野で活躍中しています。そして、今年の1月には待望の男の子を無事出産。2歳の雫ちゃんと0歳の茶蔵(ちゃくら)くんのママになりました!
前回の記事では、コロナ禍の妊娠・出産エピソードを中心にお話を伺いましたが、今回は最近生まれた第二子の息子さんについてのお話や、浜田さんにとって「子どもがいる生活」とはどういうものなのか、子育てをするなかで意識していることなどをインタビューさせていただきました!
コロナ禍で生まれた新しい命! 第二子、茶蔵(ちゃくら)くん
ー今年の1月21日に出産した男の子は“茶蔵(ちゃくら)”くんと名付けられましたが、とってもかわいいお名前ですね。名前の由来は何でしょうか?
浜田さん:ありがとうございます! 以前、飼っていた茶色いトイプードルが、“茶衣蔵(ちゃいぞう)”という名前だったんです。茶衣蔵は、今の旦那さんとお付き合いしていたときに、旦那さんのメンタルがちょっと弱ってしまったことがあったんですね。そのとき、元気になるようにとサプライズで飼い始めたんです。彼は茶衣蔵をすごくかわいがっていて、茶衣蔵の散歩のために早寝早起きになり、健康的な生活になったんです。それもあって、どんどんメンタルが復活しました! でも、それと同時にまだ3歳くらいだった茶衣蔵が亡くなってしまったんです。私と旦那さんが溺愛した茶衣蔵も、また家族の一員になれたらいいねという想いもあり、茶以蔵の名前から二文字をとって息子に“茶蔵”という名前を付けました。また、「チャクラ」という言葉はスピリチュアル的な意味も含まれているのですが、私自身スピリチュアルが好きなので、そういう意味も込めて名付けています。エネルギーポイントという意味らしいのですが、エネルギー溢れる人になって欲しいなぁと思って。
ーそうだったんですね。そんな想いのこもった茶蔵くんと一緒にいて癒される瞬間はどんなときですか?
浜田さん:全部かわいいんですが、首をなでるとニッコリするんですよ。もう表情が出て来て、触られるとくすぐったいのか、ニコッてするんですよね。
ーお姉ちゃんの雫ちゃんはもうすぐ3歳になりますが、赤ちゃん返りなどはありましたか?
浜田さん:それが、まったくなかったんです。もちろん、やきもちを焼かないように、雫が第一になるように気を回して接していました。例えば、雫が話かけてきたら雫のことを優先したり、構ってほしそうだったら、茶蔵より雫のほうに行くようにしていましたね。また、夫婦2人で茶蔵くんにつきっきりといった状況にならないよう、どちらかは雫ちゃんに集中するという感じでパパと協力していました。ただ、妊娠中から雫は「お姉ちゃんになるの」とずっと言っていて(笑)。その甲斐もあり、準備は万端だったようで、今は茶蔵のことをずっと抱っこしたり、なでたりといいお姉ちゃんをしています。
子ども優先が当たり前! でも、自分を優先することも大切
ー子育てをしているなかで、気を付けているところはどんなことでしょうか。
浜田さん:雫はもうすぐ3歳になるので、動きや口グセなどをマネされても大丈夫なように気を付けています(笑)。例えば、物を持っているときにドアを足で閉めたりすると、すぐにマネをするんですよ。すごくよく見ていますし、聞いているので、ちゃんといい見本にならないといけないなと感じています。
ーあはは。人の振り見てわが振り直せ、ではなく、わが子の振り見て~という状態になっているんですね。
浜田さん:その通りです(笑)。あとは、イライラしたとしても、衝動で怒らないように気を付けています。自分の気持ちは怒らずに、ちゃんと伝えるようにしています。そのためには、心に余裕がないと難しいんですけど……。ただ、余裕をもって接するだけで、子どもも言うことをよく聞いてくれるんですよ。
ーそういった気づきがあったのは最近ですか? それとも、もともと肝が据わっているような性格だったのでしょうか。
浜田さん:実は、出産前はあまり子どもが好きではなかったんですよ。というのも、子どもと接すること自体が少なかったので、未知の世界だったんですよね。だからこそ、わからないものを理解するために、一歩距離を置いて接していたのが良かったのかもしれないです。
ー一歩距離を置いて接するとは、例えばどんな風にでしょうか?
浜田さん:そうですね。育児をしながら仕事をしていたことは、すごく良かったのかなと思います。また、雫のときは第一子というのもあり、初めての育児に悩んだり考え込むことも多かったのですが、茶蔵はその経験をもとにある程度しなくちゃいけないラインが分かっていたので、さらに肩の力を抜いて育児ができ気がしています。何でも子ども優先になってしまいがちですが、自分のことも優先するときはしないと、良い子育てってできない気がするんですよ。
ー自分の余裕がやさしさにつながっていくということですね。
浜田さん:そう思います。なので、基本的には子どもが好きなものを食べさせたりするけれど、自分も好きなものを食べたり、自分へのご褒美を買ったりと、子どもだけでなく、自分も甘やかすことも大事にしてます。
日々の成長が愛おしい…子どもがいるから強くなれる!
ー浜田さんは、子育てに関するYouTubeも配信されていますが、どんなきっかけだったのでしょうか。
浜田さん:雫のチャンネルは、ブログの読者さんが「動いている雫ちゃんの姿を見たい」というリクエストがあったので、アップをし始めました。今は茶蔵のチャンネルも開設したので、2人の成長する姿をこれからもアップしていこうと思っています。ブログを読んでくれている人はもちろん、離れて暮らしているお祖父ちゃんやお祖母ちゃんに今の姿を見せることができるのもすごくいいですよね。
ー反響はいかがですか?
浜田さん:小さなころから見てくれている人たちは「大きくなったね」とコメントをくれるので、一緒に成長を楽しんでもらえているようなんです。これからもこまめにアップしていきたいですね。
ー子育てをしているなかで、楽しいと思うのはどんなときでしょうか。
浜田さん:子どもって一緒に遊んでいると、どんどん成長しますよね。歩けるようになって、しゃべれるようになって……。その一瞬一瞬がすごくおもしろく感じるんです。スプーンを使えるようになったりとか、そんなちょっとしたことを家族で喜べるのはすごく楽しいですよね。改めて、人間ってすごいなって思います(笑)。
ーママになって変わった点は何かありますか?
浜田さん:より頑張るようになりました。子どもがいると、さらに頑張れちゃうんですよね。ちょっと難しい問題が起きたとしても、子どもの顔を見ると「よし、やってやるか! 」って思うんですよ。そんなときに、強くなったなと感じますね。
ーありがとうございました! 最後にメッセージをお願いします。
浜田さん:こんな時代になってはしまいましたが、だからこそ、応援してくれる人も多いと思うんです。今の時期を乗り越えて出産した母は、より強くなると思うんですよね。そして、この時代だからこその育児もあると思うので、一緒にさまざまな問題を乗り越えて、楽しく育児をしていきましょう!
浜田ブリトニーさん、この度は取材にご協力くださりありがとうございました! インタビューでは終始、明るく笑顔で対応してくださいました。コロナ禍の妊娠・出産は本当に大変なことも多かったと思いますが、無事に乗り越えられて本当に良かったです。これからも雫ちゃんと茶蔵くんの成長過程をYouTube動画を通して、陰ながら見守っていきたいと思います!
PROFILE:浜田ブリトニーさん
1979年4月7日生まれの千葉県県出身。日本の女性漫画家、タレントとして活動をおこなっている。株式会社PIECE EIGHT(ピース・エイト 個人事務所)に所属。