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娘が吐き出す分泌液の量の多さに動揺!シーツや術着が真っ赤に染まって…

「口唇口蓋裂ちゃん、育ててます」130話です。3時間半という長丁場の手術が終わり、戻ってきたくぴこちゃん。ママとパパは早速、看護師さんから術後のケアについての説明を受けることに。しかし、そこで衝撃的な光景を目にしてしまいます。

3時間半という長時間の手術を終えたくぴこの姿に動揺し、涙したのも束の間。

 

看護師さんからは、HCUでの術後ケアについて説明されました。

 

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口唇手術のときと同じように、口腔内から血の混じった分泌液が出るとの説明を受け、口を拭う用のティッシュと吐き出したとき用にガーグルベースンを渡されたのですが、その次の瞬間、娘が泣いた勢いで分泌液を吐き出してしまいました。

 

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そして、その吐き出す分泌液の量は口唇手術のときの比じゃなく、こちらが驚くほどの量を吐き出したので、ガーグルベースンはすぐに満杯に。

 

吐き出したこと自体にも怖がって暴れ、その都度ゴボッという勢いで分泌液を吐き出すので、ベッドのシーツやくぴこが着ていた術着の首元は血だらけに……。

 

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様子を見に来る看護師さんに、怖がって暴れてはまた分泌液を多く吐き出す、という繰り返すくぴこ。
 

それをひたすら抱っこして、あやし続けました。

 

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この1年、病院の先生たちに「口蓋裂手術は口唇手術よりも難しく厳しい手術になる」と説明を受けてきましたが、1時間以上吐いて怯えて暴れるを繰り返し、気絶するようにぐったりとする目の前の娘の姿を見て、その意味を強く実感しました。

 

疲れ果てて眠る小さな娘の姿に抱っこしながら、詫びても詫びきれない思いでいっぱいでした。

 


2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 


監修/助産師REIKO

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターじぇにこ

    1986年生まれ愛知県在住。2013年生まれの長女と2017年生まれの次女、二児の母。デザイン学校卒業後、社会人経験を経てお絵かき主婦へ。 口唇口蓋裂や夫婦のこと、日々の育児で翻弄される様子を絵日記ブログで公開中!

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