術後すぐに、口から食事を取ることができたくぴこにホッと胸をなでおろし、少し安心していました。
くぴこはぐったりしてはいるものの、横になって大人しく持参したDVDを見ています。
このまま順調に良くなってほしい……! そう思っていましたが……。
唾液が多く、喉にからまる痰(分泌液)がからまりむせてしまい、看護師さんにより吸引してもらうと大泣きして大暴れ。
その後、興奮と痛みにより40度の高熱が出てしまい、泣き暴れるたびにどんどんぐったりしていきました。
高熱のため坐薬を処方してもらい、寝かしつけようとしましたが、横にすると怖かったことを思い出してしまうようで、熱も手伝って目をつぶってもうなされっぱなしでうまく寝られない様子でした。
抱っこひもで抱っこしていると少し落ち着くことがわかり、その恐怖が和らぐならと娘が完全に寝付くまで抱っこしながら、そのまま手術初日を終えました。
2013年生まれの長女くぴこは「口唇口蓋裂」ちゃん! この記事が、口唇口蓋裂についての理解につながり、ひとりでも多くの親御さんの励みになりますように。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師REIKO