子どもが生まれてから、わが家では早寝早起きが習慣になりました。最初は子どものためにと始めたことでしたが、振り返ると自分のためにとても大切な習慣になっていると気づきました。早寝早起きをすることが、どうして体と心の健康に繋がるのか、私の体験を通してご紹介します。
19時就寝・7時起床の生活
第1子が生まれて3カ月が経ったころ、そろそろ睡眠リズムをつけたいと思い、19時就寝・7時起床のリズム作りを始めました。毎日19時になったら寝室へ。絵本を読んで電気を消したら、布団に寝かせます。最初はなかなか寝てくれずめげそうになりましたが、1カ月ほど続けていると子どももそのリズムに慣れ、眠ってくれるようになりました。
朝はどんなに気持ち良さそうに寝ていても、7時にはカーテンを開けて起こしました。それから3年以上経ち、その間に第2子も生まれましたが、今でもこのリズムを保っています。
親の自分時間ができた!
夜間授乳があったころは時間があれば私も子どもと一緒に寝ていましたが、子どもが一晩中寝てくれるようになった1歳ごろから、少しずつ夜に自分時間を楽しめるようになりました。
今までなかなか読めなかった本を読んだり、ドラマを観たり、夫と話したりする時間はとても良いリフレッシュに。今では夜の時間をライティングの仕事にあてており、自宅で子育てしながら働くことができるのは、このリズムを作ってきたからこそだと思います。
お母さんにも自分の時間は必要だと実感
私は自分の実家も義理の実家も遠方にあり、親に子どもたちを預けることがなかなかできません。夫も多忙で、ワンオペ育児に疲れてしまうこともしばしばありました。ですが、夜時間を確保できるようになってから、意識的に「自分のために時間を使おう」と思えるようになりました。
そうやって自分の好きなものに没頭する時間を作ると、翌日の育児時間も、より一層楽しいものに。育児を楽しむために、自分の時間も楽しむことが大切なのだと気づきました。
子どもの睡眠リズムを作りたいと始めた早寝早起きの習慣でしたが、そのおかげでできた夜時間が私にとってとても大切な自分時間になりました。これから子どもたちが成長し、生活環境が変わればこのリズムも変わるかもしれませんが、今後もなるべく早寝早起きの習慣は続けたいです。そして自分時間も楽しむことで、体も心も健康に育児を楽しんでいきたいです。
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監修/助産師REIKO
著者:佐藤ちえみ
京都在住、2児の母。おしゃべりが大好きな3歳娘と、よちよち歩きの1歳息子に癒やされる日々を送る。育児や京都観光のジャンルを中心に、フリーのライターとして活動中。