働くママにとって、家計管理をする時間もとりにくいもの。育児と仕事の両立などで手がいっぱいな方も多いでしょう。
私も経験してきたひとりですが、せっかく共働きをしているからこそ貯蓄ができるチャンスです。年間100万貯蓄も夢じゃない!? 筆者がおこなった貯蓄方法をご紹介します。
用途別に口座を使い分ける!
貯蓄や節約を意識したい場合、固定費の支出を夫の口座、流動費や貯蓄はママの口座にするなど、用途別に口座を使い分けることも大切です。お金の流れが分かりやすくなります。
わが家では私が妊娠・出産を機に一時退社したときに、生活ができるよう生活費全般の支出を夫の口座にしていました。行楽代やおこづかい、臨時出費は私の口座から、流石に夫の口座の残高はさみしいものでしたが、あとどれくらいお金が必要なのかも把握しやすくなりました。
確実に貯める!職場の貯蓄制度を活用
確実に貯めるなら前取り貯蓄が必須です。働いている方で職場の貯蓄制度がある場合はぜひ活用しましょう。私が利用したのは職場の一般財形貯蓄です。給料日に天引きされ、給料明細は差し引かれた金額で表示されます。
お金を引き出して預けに行く手間がないので忙しいママにうってつけですよ。わが家の目標は年間100万円貯蓄。毎月5万、夏と冬に各20万、私の口座から自動引き落とししました。共働きだからこそ実践できた貯蓄方法です。
科目別にレシートをまとめておく!
節約するために家計簿をつけることを思いつきますが、そんな時間もありませんよね。そこでおすすめな方法が食費や日用品費、行楽代といった形で科目別にレシートを保管することです。
わが家はクリップでとめたレシートを月が終わった時点でそれぞれ集計し、科目別にマジックで記しています。そうすると、支出の多かった科目を見直すことができ、お菓子や外食など節約できる部分も見つかりやすくなりました。かんたんでおすすめですよ。
仕事と育児の両立は大変ですが、貯蓄ができるメリットを持てるのは共働きならでは。子どもの教育費は1人あたり約1,000万円かかるともいわれています。これらの方法を参考にしながら、始めやすい貯蓄方法を見つけてみてくださいね。(TEXT:みかん)